星35 上を目指して2
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恐らく聖戦の時に”壁”を破壊する為、黄金聖闘士達は力を使うでしょう。
その壁を通り、戦いに赴くのは星矢達にしか出来ない事です。
だからこそ、星矢達にはセブンセンシズに目覚めてもらわなければなりません。
きっと、私もその時は……。
……とにかく!今は星矢達の成長を見守りましょう!
と、いう訳で、処女宮を一輝のおかげで通れるようになり、天秤宮へ着いた星矢達。
その入り口で花瓶に気付いた瞬は直に手紙を読み、キュアローズに小宇宙を流して紫龍の後頭部に刺しました。(なんかシュール)
すると時間もかからずに徐々に目が見えるようになって、その四、五分後には完全に治っていました。
聖域産のキュアローズですからね。それに普通の失明ではないので一日を懸けて小宇宙を注ぎ、特別仕様にしたキュアローズです。
はい!簡単に作っているなぁ。とか思ったそこのあなた!
甘いです!はちみつと黒糖、グラニュー糖にイチゴジャムを混ぜたかのように甘いです!
おおう、胸やけしそう……。
こほん、良いですか?確かにホイホイと一日懸けた特別なキュアローズを渡してますが、私がなんの苦労もせず作っているとお思いですか!
小宇宙のおかげで枯れないので、作れる時に作って作り置きしてるだけですよ!
ふっ、何度睡眠不足で隈を作り、膀胱炎になりかけたと思ってるんです?
あの頃はまだ若かった。そういう事です。
と、いう訳で、目が治った紫龍は私からのものである事を知ると、無意識でしょうか?紫龍は小宇宙で私にお礼を言っていました。
気にしないでくださいー!本来なら春麗ちゃんのおかげで治るんですけど、私がデス君を生かす為に介入したので、勝手にした事なのでー!!
自己満足ですみませんー!!
私がモダモダしていると星矢達は天秤宮の中へ入り、柩の様な氷に閉じ込められている氷河を見つけました。
死んでいる様に見えた氷河ですが、星矢達は直に気付きます。
微かに感じる氷河の小宇宙を。
まだ氷河は生きている!星矢はペガサス流星拳で壊そうとしますが、氷の柩は傷一つ、ヒビもつきません。
そこへ天秤座の黄金聖衣が現れ、天秤座だけが許された黄金の武器を手に紫龍は氷の柩を壊しました。
氷河は凍死寸前ですが、紫龍が先ほどのキュアローズは氷河に使えばよかったと悔いています。
おああ、ごめんなさい。紫龍、これも試練です。頑張って乗り越えてください!
そして、瞬が氷河の事は自分に任せて先へ行くように言いました。
ちょっと渋ってましたけど、瞬を信じて任せる事にして二人は先へ行きました。
瞬が小宇宙を高め、命懸けで氷河を助けようとしている事を知らずに……。
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