暁 〜小説投稿サイト〜
魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第61話 真希様大暴走 【犠牲者:黒華】
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
?」

グレ「琴葉ちゃんてばビビってんのぉおおふははははああああああカァアアアス????」
琴葉「ウワァァァアアアアアアアアアアアアアアアア他人事みたいに言うな????」
ハク「吐くのだけはだめえええええええ?? だけど面白そうだからいいかもあははははああああああああ????」
琴葉「いぃぃやああぁぁぁああああああああ????」

真希「何があったんだよ、コイツ」
シン「あー研究員サマか。マフィアから朝食用に弁当が送られてきたらしい」
レン「そしたら、グレースと琴葉が発狂しはじめて、こっそりと中身を確認したらしいハクも発狂しはじめた。因みに、これが問題の弁当」
真希「いや、見せなくていい。マフィアに奇想天外な料理を作るヤツが居るって聞いたからよぉ? 試しに色々食材提供してみたんだわ。多分、それだろ」

琴葉「あぁ……そうですよ。偽ヤクザさんが食べればいいんです……食べたらきっと、楽になれますよぉ? あ、特別にあーんしてあげます! たっくさん私で抜いてもいいですよぉ? ですから、ね?? 貴方が食べてください????」

弁当を開けた琴葉。
それを見ないように一生懸命目を逸らしながら、震える足で真希へ近付いていく。

琴葉「大丈夫ですぅ……一瞬、一瞬辛いだけで、すぐにラクになれますよぉ〜? ねぇ、ほら、あーん??」

焦点の合わない目を真希に向けながら、琴葉は弁当に入っていた“ソレ”をフォークで刺して、真希の口へ近付ける。

グレースとハクは、それを固唾を飲んで見守る。
シンとレンは、“ソレ”を見ない様に目を瞑る。決して、「やっぱみたいからチラッ?」みたいな事はしない。

そして、ついに???

真希「てめえが普通に食えや」
琴葉「もごっ」


???ぐちゃぁ。もちゃあ。


琴葉「………………ん、んん……んおぁああああああああああああああああ????????」

真希によって無理矢理口の中に“ソレ”を突っ込まれた琴葉は、口を押さえながら走り去っていく。

“ソレ”と言うのは???

レン「……琴葉が虫嫌いなのが分かった上でやった?」
真希「たりめーだろ。わざわざ森まで行って幼虫沢山見っけてきた甲斐があったぜ」


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ