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ある晴れた日に
398部分:目を閉じてその二十五
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続く。
「残念だった?」
「いや」
 これについては別に、といった感じの正道だった。
「まあそうだろうな」
「今の日本で煙突はやっぱりね」
 未晴の言葉は照れ臭そうにもなっていた。
「無理があるわ」
「それでも見栄えにはいいな」
 正道は煙突を見ながらこうも言った。

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