暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica41-Bモルゲンデメルング艦隊攻略戦〜Battle of Aquaveil〜
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ど、幻術の方は躱しきれずに押し潰されちゃってる。

「まだまだ行きますぅ〜!」

――シルバーカーテン――

「今の魔法はまさか・・・!」

「シグナム、それを考えるんは後や! 私たちがすずかちゃん達を必ず護りきる! どんどん攻撃して!」

「了解!」

「ヴィータちゃん、セッテ! プラズマパイルでの攻撃を許可します! あ、でももし、ここに来るまでの仮説どおりだった場合は・・・」

「そん時は、トーレのストライクカノンと端末交換だな。判ってる。よっしゃ! んじゃはやて、いってくる!」

「了解。ウォーハンマー、プラズマパイルでの攻撃を開始します」

「気ぃ付けてな、ヴィータ! セッテさんも!」

艦隊への射線が通る位置を探りながら、近接武装の“ウォーハンマー”を持つ2人に指示を出すと、2人はほぼ無差別に発射され続ける艦載砲の弾幕の中を突っ切ってく。

『注意! ターゲット2の魔法発動を確認!』

「来るぞ!」

空から落雷のような轟音と稲光がしたかと思えば、今なお落ち続けてる氷柱に沿うようにして雷が私たちの居る高度にまで降りて来た。そしてある1本の氷柱の天辺に降り立ったことで雷撃の正体を確認できた。紫色の雷を全身に身に纏った、大隊の制服を着た男性だ。

――ブリッツ・セッテ――

全身に纏う電撃から鎖が10本と伸びて来た。その先端が私たち対AMF武装隊に向かってるのが直感で判った。

「迎撃! ブラッディダガー!」

「ブルーティガードルヒ!」

「「シュート!」」

はやてちゃんとアインスさんが血色の短剣型射撃魔法を発動。2人合わせて50本の短剣が高速で放たれて、電撃の鎖を全て迎撃して弾いた。残りの短剣は本体の仮面持ちへ向かうけど、氷柱から飛び降りた彼が氷柱の側面を蹴って、私に向かって突進してきた。

「なのはちゃん達は攻撃続行!」

私の指示で私の側から離れたなのはちゃん達は、それぞれ自分で射線を確保して艦隊への攻撃を続ける。私は仮面持ちへの攻撃に備えて“フォートレス”を本来の役割――盾として使う。

「前面展開!」

3つのシールドを前方に逆三角形に展開して、中央の隙間へと“スノーホワイト”をはめた右手の平を翳して「バスターラッシュ、スタンバイ!」する。“ストライクカノン”の出力を絞れば非殺傷設定と同じような効果を発揮できるけど、あくまで似たようなだから基本的に魔法が通用する相手への発砲は管理局法上禁止だ。だからここは私の魔法の出番。

「紫電・・・一閃!」

私を護るように立ちはだかってくれたシグナムさんの紫電一閃が仮面持ちに向かって振り下ろされるけど、その一撃が彼に当たることはなかった。何故なら仮面持ちが直角に急上昇したから。凄い機動力だって驚く暇も
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