星34 上を目指して
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あらすじー。
星矢達は無事?アルデバランの試練を勝ち抜き、双児宮へ。
そして星矢と紫龍はなんとか幻影迷路化していた双児宮を突破。
瞬は自力で双児宮を抜けましたが、氷河は双子座の黄金聖闘士の技、アナザーディメンションを受けましたけれど、瞬のおかげで天秤宮に出られました。
ですが、氷河の師、水瓶座のカミュによって氷漬けになってしまいました。
さて、巨蟹宮に着いた紫龍と星矢ですが……。
━━━━━こんの分らず屋!!
「分からず屋なのはお前の方だろうが!!」
私とデス君の喧嘩に戸惑っていました。
━━━━━さっき聞きましたけど、子供達の顔の件は、積尸気冥界波を扱いきれなかった時に、誤って巻き添えてしまっただけでワザとではなかったじゃないですか!もう何年前の話してるんですか?しかも、なんでそこで嘘を言うんです?馬鹿ですか!!
「まったくの嘘ではないわ!俺は分かっていてガキ共を巻き添えにしたんだ!正義の為に仕方なくなぁ!!」
━━━━━子供達の泣き声に良心の呵責に苛まれて苦しんでいたのは知っているんですよ!!
「……!う、うるさい!昔の事だろうが!いい加減黙れ!邪魔だ!!」
━━━━━黙りません、止まりません。貴方が星矢達を通すまで、いいえ。戦っている最中だったとしても喋り続けてやんよ!
「こんの……!くっそ女ぁ!!」
ぎゃー!ぎゃー!!
「星矢、真名さんが聖域に居ると言っていたが、この小宇宙、真名さんは何者なんだ?」
「ああ、言ってなかったな。姉貴、元聖闘士だったらしいぜ?」
「な、なんだと?」
「だけど、訳アリだとは聞いてたが、黄金聖闘士と知り合いだったなんて聞いてないが……まぁ、真名さんだしな。不思議じゃないか」
しーっかり聞こえてますよ?星矢。
━━━━━星矢、この一件が済んだらコロシアム裏ですよ?
「はぁ!?」
その言葉を聞いていたデス君が
「へん、星矢よ。ざまぁないな!」
なんて言うので
━━━━━あ、デス君も後でコロシアム裏です。
「な!?」
━━━━━強者が正義と言いましたね?ならば、貴方に負けたことがない私が正義です。異論は認めません。
「はぁ!?何言ってやがる!俺は手加減してやってるだけの事よ!」
━━━━━では、積尸気冥界波を撃つ時、動作が遅過ぎなんですよ!もっと撃つ時は光速で撃ちなさい!っていつも言っているでしょう!
「ぐっ、う、うるさい!俺に指図するな!前にも言っただろう!俺は強者と認めた者の言う事しか聞かん!」
━━━━━そうですか……。では、”これ”を喰らって起き上がれなかったら星矢達を通しなさい。
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