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ヘタリア学園
第七千八百三話  ブダペスト

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第七千八百三話  ブダペスト
 日本はハンガリーの首都ブダペストに来ました、すると迎えに来てくれたハンガリーがすぐに日本をくさり橋に案内してお話しました。
「このドナウ川で、です」
「元々は二つの街でしたね」
「はい、ブダとペストで」
 その二つの街でというのです。
「川を挟んでいました」
「そうでしたね」
「それでこの橋でつながりまして」
 そしてというのです。
「一つになったんですよ」
「そして今に至りますね」
「この橋はとても大事な橋なんですよ」
 二つだった街をつないでいます。
「そして景色もいいですしね」
「そうですね、とても奇麗です」
 日本はここで王宮を観ました。
「王宮も見事です」
「ドナウ川もですよね」
「音楽になっているだけはあります」
「青き美しきドナウですね」
 ヨハン=シュトラウス二世の代表曲の一つです、その名前に相応しい素晴らしい景色をくさり橋から見せてくれています。


第七千八百三話   完


                 2019・6・4

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