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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第16話
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イ陛下が少なくても寿命や老化で死なないなんて事実をオズボーン宰相あたりが知ればさすがに頭を抱えるんじゃないんですか?」
「ア、アンちゃん…………」
アルゼイド子爵の推測に頷いたオリヴァルト皇子の説明を聞いたサラの推測に頷いた後に答えたアンゼリカの冗談じみた言葉にその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中トワは疲れた表情で溜息を吐いた。

「えっと………ちなみにリウイ陛下の実力って、比較すればどのくらいの強さなんですか?ヘイムダルの時にクロウ相手に圧勝した話は聞いてはいますけど…………」
「―――少なくても、エレボニアでその名を轟かせている武将達が全員で挑んでもリウイ陛下の勝率は圧倒的だと思う。―――それこそ”ヴァンダール”、”アルゼイド”の両子爵閣下にゼクス先生、オーレリア将軍とウォレス准将、そしてクレイグ将軍が協力して挑んでもリウイ陛下に”本気”を出させる事すら怪しいくらいだ。」
「な――――――」
「ええっ!?リウイ陛下って、そんなに滅茶苦茶強いんですか!?」
「正真正銘の”化物”じゃないですか!?」
アリサの質問に答えたオリヴァルト皇子の答えを聞いて仲間達と共に血相を変えたラウラは絶句し、エリオットとマキアスは驚きの声を上げた。

「ハハ…………リウイ陛下の場合凄いのは剣術だけじゃなく、”魔神”としての力もあるから、リウイ陛下がその気になってその身に秘める”力”を解放すれば戦車や機甲兵も一瞬で塵と化する事も可能だと思うよ。」
オリヴァルト皇子の推測を聞いたアリサ達はそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「それにリウイ陛下だけが凄い訳じゃない。カーリアンさん、ファーミシルス大将軍閣下、サフィナ元帥閣下、シェラ元帥閣下、そしてリフィア殿下を始めとした私がリベールの旅行時代で出会ったメンフィル帝国の皇族、武将と私が知っているだけでもリウイ陛下には届かなくても、たった一人で機甲師団一つを易々と壊滅に追いやれる手段を持つ人達がいる事に加えて私も知らない多くのメンフィル皇族、武将、そしてメンフィル帝国軍と推測するだけでもメンフィル帝国の強さはまさに言葉通り強い意味での”解析不明(アンノウン)”なのさ。―――私がメンフィル帝国を恐れる理由がこれでわかっただろう?」
「………………………………」
疲れた表情で答えたオリヴァルト皇子の指摘にアリサ達は何も返せず重々しい様子を纏って黙り込んだ。

「今の話を聞けばあの”結社”が潰された事にも納得ね…………」
「ん…………しかも今回はメンフィルだけじゃなく、クロスベル―――”六銃士”までエレボニアにとっての”敵”になるから、どう考えても内戦とは比べ物にならないくらい”最悪な状況”。」
重々しい様子を纏って呟いたサラの言葉に頷いたフィーは静かな表情で答えた。
「ちなみにそ
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