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ある晴れた日に
39部分:噂はそよ風の様にその十六
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うは思わないけれどな」
 彼はそれは否定した。
「それはな」
「けれど地味なんじゃ?」
「そうは思わないしそれはそれでいいじゃないか」
「ううん」
「わかったらじゃあ」
 彼は最後に言った。
「行こうか。すみれの所にな」
「うん」
 にこりと笑ってそのまま二人で花壇に向かう。二人はそこで楽しく花に水をやり肥料をやっていた。今は静かで楽しい日常を過ごす一同であった。


噂はその風の様に   完


                  2008・9・30

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