星32 銀河戦争
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んだったのか。
「私は昔、アイオロスとよく訓練しておりました故、声や仕草等で直に分かりました」
結構バレやすい理由キタコレ!え、それって長年アイオロスと訓練した人全員て事なんじゃ……。
「我々はもう長い事アイオロスに会っていないせいで、多少彼奴を美化してしまったんだと思います。私と一緒に見ていた同僚も一緒に気付きそうだったのに、まさかあそこで仮面ライダーのポーズをとるとは……昔、私位しか見た事がなかったので皆、”あ、違うアイオロスではない”っと思われてしまいました」
あ、アイオロスー!全力で遊んでるー!!
サガも項垂れていますね。まぁ、仕方ないですけど。
しかし、兵士さん仮面ライダー知ってるんですねぇ。
アイオロスはきっと暇つぶしでテレビを見た時に仮面ライダーを見たのでしょう。
ポーズをとる程見ているという事はハマったのか……。
ただ、ハマってなくてもポーズが気に入って遊んでいるのか……。
後半ですね!きっと!
まぁ、青銅相手ですから星矢以外は本当にお遊びしてそうですね。
「ちなみに決勝まで行った青銅聖闘士はどなたでした?」
「 ? ペガサスの星矢でしたが」
やっぱり、デスヨネー。
「ペガサスの星矢?…… ! 前にこの聖域にてペガサスの聖衣を巡って試合をしたな?あの星矢か」
「そのハズです」
おや、あの時、試合で名前を言っていたから流石に覚えていましたか。
「……とにかく、分かった。これから”蟹座のデスマスク”を呼ぶ。お前はそのデスマスクの指示で動け。いいな」
「は、はい!」
サガがそう言うと兵士さんは扉へ向き直りました。
その瞬間、私は懐から黄色い薔薇に小宇宙を流し、
「【パラライズローズ】」
兵士さんにパラライズローズを放ち、麻痺させて動けなくさせました。
今はもう床に倒れており、
「な、何故……」
そう呟いていましたので、答えてあげる事にしました。
「今はまだ話せません。すべては教皇の為。……しばらく遠くで生活していてください。そしていつか、この聖域に戻り、地上の為、アテナの為に戦って下さい」
私は途中から小声で兵士さんにそう言うと、腰に下げていた少量の宝石が入っている袋を兵士さんに握らせて、ギリシアから遠い異国へテレポーテーションさせました。
「この場で”蟹座のデスマスク”の名を出したら殺すように言っているのに、お前は何故殺さない?」
「無駄な殺生は嫌いだと何度も言っています。それに、いつの間に入れ替わっているんですか?」
軽く教皇、悪サガを睨みつけます。
油断も隙も無いですね。
「それにしても、意外でした」
「何がだ?
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