4 決戦の時は訪れた
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「大丈夫だと思うよ。あの杖あげたならかよちゃんも使いこなせるんじゃない?」
「そうですよね・・・」
「山田」
学校で杉山が大野と共にかよ子に話しかけた。
「す、杉山君・・・」
「今日の夜、お前の家に行くよ。だが、お前の母さんがよう俺達が来る事をオーケーしたよな」
「あ、うん、そうだよね。本当は迷惑かけてるのに・・・」
「でも、山田の母さんも何かあるんじゃねえのか?」
大野はかよ子の母が決戦の参加を許可した理由について考察していた。
「そうかもね・・・。私も分からないけど・・・」
「よし、決戦に備えようぜ、杉山!」
「おお!」
夕方の山田家。かよ子の家族は集まった。その場には大野と杉山もいる。二人はサッカーボールや野球のボールやバットなど、武器になりそうなものを持ってきていた。
(アンナとアレクサンドル・・・。この家に来るのかな・・・)
かよ子は二人は待ち合わせ場所を告げていなかったので自分達がどこにいるのかと迷っているのではないかと思った。
(って、私みたいなそんなおっちょこちょいしないか・・・)
かよ子は自分にツッコミを入れた。その時・・・。
「皆お揃いね」
「だが、人数が多ければいいという訳ではないぞ」
お待ちかねの二人組は訪れた。ここから殺るか殺られるかの闘いが始まる。
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