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女神と星座の導きによりて
聖域編
星30 物語の始まり
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…久しぶりに貴女の作ったクッキーが食べたいとか言われたら、泣くしかないじゃないですか!
 あのシャカがですよ!?マジ感動しました。
 その後、クッキー焼きましたよ!あ、ちゃんとサガ達の分もあります。
 それでディーテ達にも話をしたのかって?しましたよ?
 ただし、沙織の居場所とアイオロスの事に関しては話してません。
 すんごく、渋々って感じに納得してもらったんですが、もしも沙織がこの聖域に来たらどうするか聞いたら

 「真名には悪いが、俺は戦うぞ。今の話だと現在のアテナは齢十二との事。聖戦に向けて、俺達が支え、お守りするアテナが軟弱では話にならん」

 「姉さん、すまないが私もだ。強者が絶対であるというのが私の信念だ。そこを曲げる訳にはいかない」

 「けっ、女神だかなんだろーが、お前だって信じてる道を突っ走ってるんだろ?それは俺達もって事だ。俺達は俺達の目で見て感じられる事が全てだ。ま、アフロが言った事そのまんまだな」

 との事でした。
 とりあえず、私がしようとしている事は止めないけれど、完璧な味方にはなれない。そういう事です。
 そして、星矢ですよ!星矢!
 彼も大きくなりましたよー。
 私の腰より上あたりに頭がありましたが、今では首を動かすのではなく目線で頭が見える位になりました。
 再会する時に星矢の小宇宙に向かってテレポーテーションしたら星矢の真ん前に居ました。しかも、修行中だったらしく勿論、魔鈴さんも一緒です☆
 
 「え!真名もがっ!?」

 「星矢!しーっ!しーっですよ!」

 「……誰だい?あんた」

 すんごく魔鈴さんに不審気に見つめられました。
 そりゃ、いきなり目の前で星矢の口に手を当てて黙らせ、静かに!なんて言ってるんですからね。
 名前を言っている所から、知り合いであろうという位は分かった事でしょう。
 
 「初めまして、私は教皇宮の女官見習いで、日本から此処、ギリシアで教皇様のお世話をする為に来ました!」

 「ぷはっ!な、な!なぁ!?」

 おおう、星矢が驚いてる驚いてる。
 
 「ふーん、あんたが最近噂になってる教皇付きの女官見習いかい」

 ま、また噂!今度はなんでしょう……。

 「なんでもアテナご自身から望み、召し上げられたと聞いたよ。大変優秀で、教皇の仕事を手伝っているとか」

 合ってる!ある意味合ってるけど、そんな噂があるとか止めて!恥ずかしくて逃げ出したくなります!

 「真名さん!あんた、なんで此処にいるんだよ!沙織さんは!ロスさんはどうしたんだよ!?」

 おわあああああ!!

 「サオリさん?……ロスさん?」

 ま、魔鈴さんが怪しんでおりますー!!

 「星矢!」

 「な、なんだよ」


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