暁 〜小説投稿サイト〜
女神と星座の導きによりて
聖域編
星30 物語の始まり
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 「さぁ!星矢!ペガサスの聖衣をちょっくら頂いてきなさい!」

 「合点だ!」

 さて、いきなりで失礼します。真名です。
 ある決意をして、あれから一年。
 まず私がした事は星矢との接触でした。
 もち、星矢を強化する為と、沙織に手紙を届けてもらう為です。
 サガには素直に言いましたよ?前にお世話になった所の息子さんって。
 良い顔はされませんでしたけど、私の事は内緒にすれば大丈夫と押し切りました。
 え?最近押し切る事が多い?気のせいですよ。
 サガに正直に話したいですけど、悪サガが付いて来てしまうので話せません。
 そうそう、早めに味方に付けたかったんでシャカにだけは私の事をお知らせしました。
 え?カミュとミロ、アイオリアにムウは?話していませんよー。
 彼らにはまだ話す時ではないのです。
 シャカの説得が良く出来たな?はい、私もそう思います。
 カミュはシベリア、ミロは任務、アイオリアはコロシアムに居た時に接触しました。ムウ?彼はジャミールですよ?
 最初は……まぁ、信じませんよね。久しぶりに身体を動かしましたよ。
 五感剥奪される前に決着を付けました。
 デコピンで。
 流石に説得させるだけなんで、怪我とかさせられないですよ。
 アイオリアにバレる可能性も含めて一瞬だけ小宇宙を爆発させて大量のパラライズローズをシャカの周りに咲かせました。
 私の小宇宙に反応して痺れる花粉を飛ばし、シャカの動きを麻痺させました。
 
 「 ! この小宇宙、まさか本当に真名か?」

 「今更過ぎますよ、シャカ。これでロイヤルデモンローズや、ピラニアンローズだったらどうするんです?」

 「む」

 「むっじゃありません。全くもう、仕方ないですねぇ……」

 この子は人の話を聞くのが苦手でしたっけ?昔はよく話を聞いてもらった側なんでそんな事はなかったと思うんですけど……。
 まぁ、そんなこんなで事情を話していたら、まさか……そんな!みたいな感じにショックを受けていました。
 
 「このシャカが見抜けなかったとは……」

 「まぁ、元のサガで表に出てるからでしょうね。仕方ありません」

 慰問に出かけるのも元のサガですからね。
 気付きにくいでしょう。
 そして、アイオロスの事も話しようかと思いましたが、止めておきました。
 驚かせたい訳ではないのですが、戦闘?の後なので誰も居ませんけど、もし、隣の宮の獅子宮の女官か、アイオリアに聞こえてしまったらヤバいです。
 え?教皇が実は偽の教皇でサガである事を普通に喋っているけどソレは良いのかって?
 ……気にしたら負けです!!
 とにかく、シャカにはもう話してしまいましたし、ちゃんと時が来るまで内緒にして頂く約束をしましたからね。
 …
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ