第十五話
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━━━━逃げられた、クソッ。
ふぅー、落ち着け。
そこまで怒ることじゃあない。向こうにはギンがいるし、逃げた先は恐らく虚圏だ。いつでも行ける。
つか、なんだあの光の柱。山本は隔離されてるとか言ってだけど....殴ったら壊せそうだったな。
それより、恋次達の傷の治療の方が今は大事だ。
「卯ノ花、負傷している奴らを全員此処に集めろ。」
そう言って地面を指差した。
「はい。皆さん、聞きましたね?負傷している方々を此処にすぐに集めて下さい」
「「はい!」」
その返事と同時に負傷者がどんどん並べられて行く。
「あ、あのぅ、集めてどうするのでしょうか?」
隊員の一人が卯ノ花に質問した。
「見ていればわかりますよ」
それにしても、皆ボロボロだな。まぁ、三秒で直せるけどな。
....ん?揃ったな。
「負傷者してる奴ら以外下がってくれ」
その声と同時に負傷者を淡い黄色い光が身体を包み、傷を治した。
「す、凄い....」
誰かが尊敬と畏怖が込められた声で呟いた。
傷を治した本人以外のその場にいた死神は全員同じ感情を持っただろう。
この早さで治すのは四番隊長でも不可能だからである。
「傷は治した。だが、傷が治っただけで無くなった血は戻っていない。早く輸血か何かしてやってくれ」
「「は、はい!」」
二番隊に手伝って貰い特に傷が深かった者から四番の隊舎に運ばれていく。
さて...泊まるか。
★☆★☆★
☆月?日
さっき書いていた続きからだ。
今、一番隊の隊舎にいる。少しの間此処に泊まろうと思う。
流石にルキア達が心配だ、と言っても怪我とかは治したから大丈夫だろうけど。
あと、死神が普段何してるのかが気になる。ちょっと楽しみだ。
★☆★☆★
☆月/日
今日は四番隊の隊舎の病室に居るルキア達の見舞いに行ってきた。
心配していたが、杞憂だった。病室に行ったら楽しく話していた。
まぁ、病室に入ったら、恋次と一護が鍛えてくれって詰め寄られたんだが。
流石に今日一日は安静にしておけと言って断ったが、また明日言われるだろう。
それと、四番隊の隊舎からの帰りに、顔に眼帯付けてヒトデ見たいな髪型した青年に勝負を挑まれた。
暇してたから受けたけど中々に強かった。それに眼帯を取ってからは別人の様に強くなった。
まぁ、勝ったけども。
★☆★☆★
/月》日
案の定
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