星28 聖域の日常3
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様な事をしていたからかな?」
おおっと、また来ましたね。探りが。
「ふっふっふー、こう見えてメイド見習いを卒業して正式なメイド業をしていたんです。流石にお茶の入れ方ぐらい覚えますよ」
「サガの話では”お嬢様”とやらに仕えてたって聞いたけど?」
「ええ、孫娘さんでしたよ。可愛い方でした」
「心残りはないの?その”お嬢様”には」
「ありますよ。すっごく楽しくて遣り甲斐のある”仕事”でしたから」
「”仕事”……ねぇ」
「他に例えようがないですよ?」
「ふむ……」
ちょっと納得いかなそうな顔をしていますが、これ以上は喋るつもりはありませんよ?ディーテ。
「まぁ、いいか。あ、姉さん、紅茶お替り」
「はいはい」
そうしてお茶会は続き、夕方近くになるとそろそろサガの仕事がひと段落します。
お手伝いするハズの私が何故ディーテとお茶会をしていたのか。
純粋にお休みだったんですよ。
それ以外にありませんて。
そして、サガはお仕事が終わるとお風呂に入りに行きます。
そこに出くわさない様に気を付けます。
またまた何故かって?
清い関係ですけど、悪サガには時々貞操の危機にさらされた事、何度かあるんですよ。お風呂で。
何故か寝る時は大丈夫なのに、お風呂場でって。どういうことなの?
そう、聞きたいです。はい。
まぁ、そういう危機が何度かあった時はサガが助けてくれていましたが、私自身もお風呂場に行かない様に気を付けてます。
時間も把握してますからね。
お風呂はサガが元々お風呂好きだったので元は一緒の悪サガもお風呂が好きみたいなんですよね。
昼間もたまに入ってますし。
本当、好きですねぇ……。まぁ、お風呂は心の?命の?洗濯とも言いますし。
サガには必要でしょうね。
ストレス的な意味で。
ファイト!サガ!負けるな、サガ!応援してますよ!
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