星27 邂逅2
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うですか。侍らせてたんですか。そうですか……。
「……真名?」
「ん?」
なんですか?四人共、身を寄せ合って私から離れるとは。
「お、怒っているのか?」
「怒る?何に対してですか?」
ふふっ、ちょっとモヤッとしましたが、それだけですよ。
そう、そ れ だ け ですよー。
「……サガ、お前のせいだぞ」
「私か!?」
「どちらかと言えば真実とはいえ、はっきり言ったデスマスクが悪い気がするのは俺だけか?」
「私としてはどっちもだと思う。サガは……姉さんの言葉を借りるなら”仕方がない”事だという感じかと……」
何やらボソボソと何か話してますけど、なんでしょうね?
まぁ、それはそれとして
「所でサガ」
「 !? な、なんだ?」
そんなにビックリしなくても……
「さっきも聞きましたけど、執務とかは貴方がしてるんですよね?」
「そうだが?」
「全部終わらせて来たんですか?」
そう聞いた瞬間、サガの顔色が悪くなりました。
そして、彼は
「真名、すまない。私は……私はこれからやる事がある。それが終わったらまた会おう。デスマスク、シュラ、アフロディーテ。後は頼む」
そう言って教皇宮に向かいながら仮面を付け、兜をかぶりました。
なるほど、これは
「終わって、ないんですね……」
多分ですけど、私の事を知ったので”執務なんぞしてられるか!”みたいな感じで気分転換も兼て慰問に行き、そのついでにコルウスを始末。
そして、私に会いに来たと。
なんというか、サガ、改めてコルウス、すみません。
理由がほとんど私のせいとか……。笑えませんねぇ……。
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