暁 〜小説投稿サイト〜
女神と星座の導きによりて
星27 邂逅2
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
うですか。侍らせてたんですか。そうですか……。

 「……真名?」

 「ん?」

 なんですか?四人共、身を寄せ合って私から離れるとは。
 
 「お、怒っているのか?」

 「怒る?何に対してですか?」

 ふふっ、ちょっとモヤッとしましたが、それだけですよ。
 そう、そ れ だ け ですよー。

 「……サガ、お前のせいだぞ」

 「私か!?」

 「どちらかと言えば真実とはいえ、はっきり言ったデスマスクが悪い気がするのは俺だけか?」

 「私としてはどっちもだと思う。サガは……姉さんの言葉を借りるなら”仕方がない”事だという感じかと……」

 何やらボソボソと何か話してますけど、なんでしょうね?
 まぁ、それはそれとして

 「所でサガ」

 「 !? な、なんだ?」

 そんなにビックリしなくても……

 「さっきも聞きましたけど、執務とかは貴方がしてるんですよね?」

 「そうだが?」

 「全部終わらせて来たんですか?」

 そう聞いた瞬間、サガの顔色が悪くなりました。
 そして、彼は

 「真名、すまない。私は……私はこれからやる事がある。それが終わったらまた会おう。デスマスク、シュラ、アフロディーテ。後は頼む」

 そう言って教皇宮に向かいながら仮面を付け、兜をかぶりました。
 なるほど、これは

 「終わって、ないんですね……」

 多分ですけど、私の事を知ったので”執務なんぞしてられるか!”みたいな感じで気分転換も兼て慰問に行き、そのついでにコルウスを始末。
 そして、私に会いに来たと。
 なんというか、サガ、改めてコルウス、すみません。
 理由がほとんど私のせいとか……。笑えませんねぇ……。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ