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女神と星座の導きによりて
星27 邂逅2
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すが、早く退かせてくださいー。

 「あ、ああ。すまなかった」

 そういって手を退かせて頂きました。ふう、視界が明るいです。

 「しかし、今日は随分と長くいつものサガが出ているな」

 シュラがちょっと疑問に思っている事を言った感じですね。何ですか?悪サガばかり出て来てるんですか?

 「大方、姉さんが居るからじゃないかな?ふふっ、これこそ”愛”の力ってヤツかもね」

 うおっ、恥ずかしい発言、ありがとうございます、ディーテ。

 「けっ、そんなお綺麗な理由じゃねーだろ」

 デス君がジト目でこちらを見つめながら言います。なんでしょう?

 「どうせ今は希望を持たせて、後で絶望に落とす様な事でもするんじゃねーの?いつものサガは邪魔だろうからな。まぁ、碌な事は考えてないだろうよ」

 「おおー」

 思わず拍手してしまいました。予想だけでも出来るデス君はすごいです。
 多分考え方が似てるのかもしれませんね。
 
 「おい、今失礼な事考えなかったか?」

 「いいえ、全然?」

 勘がいいですね。危ない危ない。

 「……私としては一生出てこなくても良いのだが」

 そりゃそうですよね。悪サガが出て来てしまったから、沙織とアイオロスは……。
 ん?悪サガが出てきたのって一応カノンが原因だったハズですけど、別にカノンって悪童なんて言われるような事してませんよね?
 それにサガとは結構仲良かったハズです。どうやって悪へ誘惑したんでしょう?
 あれー??
 ま、まぁ、とりあえず、今の聖域は悪サガに支配されている様なモノですからね。
 察するに正体がバレそうになる、もしくはバレたりする等になると、その人は殺されるみたいです。
 良くそれで今までバレなかったものですわ。
 一応不審に感じていた人が居た様な描写はありましたから完璧とまではいかなかったみたいですけど。
 それに特にこう、混乱してるーとか、混沌としてるーとかってないんですよね。
 悪サガがちゃんとお仕事等しているようには感じません。どうしてるんでしょう?
 
 「真名、ヤツがまともに執務等していると思うか?」

 「ぶっちゃけ、思いません」

 「本当にぶっちゃけやがった」
 
 「しかも即答」

 「流石、真名だな」

 こらこら、三人共どういう意味ですか。

 「執務や慰問等は、全てこのサガがやっている」

 「え、彼は?」

 「…………」

 めっちゃ眉間しかめて黙ってますよ。よっぽど言いたくないんですね。
 
 「それなら俺、女侍らせながらワイン片手に優雅にしてた所見たぜ?」

 「デスマスク!!」

 おや、それはアニメでやってませんでしたっけ?
 しかし、そ
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