第07話 なのはの日記(高町なのは@6歳)
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ちょっと、ライくんのことが怖くなりました。
コウくんにそう言うと、「雷電は、はやてのことが大事なだけなんだよ」ってなのはの頭を撫でてくれたの・・・
・・・そうなの!
ライくんとライくんのお父さんとお母さんがもう何度もあぶない事故にあっているらしいの。
コウくんとライくんは、えっと、「『はやての両親の死亡事故は管理局の手によって引き起こされたもの』という結論で一致を見た」んだって。
なのはが『シナリオ』と違うの!とおどろいていたら、『シナリオ』にも疑わしいところがあるって言われたの。
どこなの?って聞いたら静かに頭を撫でられました・・・にゃ、むぅぅーー。
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<3月x日>
ひさしぶりにはやてちゃんのおうちへ行きました。
おみやげにお母さんといっしょに作ったシュークリームを持っていきました。
はやてちゃんとコウくんは「美味しいよ」と言ってくれたけど、ライくんには「まあまあだ」って言われたの。
今度はぜったいおいしいって言わせてみせるの!
その後、はやてちゃんとコウくんとライくんの4人でトランプをして遊んだの。
神経衰弱と七並べではかてなかったけどババ抜きでは何回もなのはが一番になったの!コウくんも頭を撫でてくれました。
そうして遊んでいたら、ライくんがはやてちゃんをトイレに連れて行ったの。
そしたらコウくんがこっそりメモを渡してきたの。
―今からなのはの家に着くまで、絶対に声と魔力は出さないように。
―この部屋の本棚にある闇の書を可能な限り強固に封印して、俺のリュックに入れてくれ。
―このことは雷電も承知している。 -高貴-
なのはがメモをみると、中にはそんなことが書かれていたの。
魔力を出さないようにするのは少し大変だったけど、封印は右手で触れるだけだから簡単だったの。
はやてちゃんのおうちでは声を出せないから、なのはのおうちに帰ってからコウくんに闇の書をどうするのか聞いたの。
ライくんもコウくんも封印した闇の書はそのまま隠し続けることにしたみたい。
はやてちゃんのおうちやコウくんのおうちだと隠しておけないから、なのはのおうちに隠したいみたいなの。
これからコウくんはそのことでお父さんとおはなしをするんだって。
どうしてお父さんとおはなしするんだろ?なのはの部屋にこっそり置いておくだけじゃ駄目なのかなあ?
闇の書を直そうと思っていたなのはとはちょっと考えが違ったけど、最初に封印することはなのはの考えでも必要だったからいいの。
それにまだなのはにも闇の書は直せないもんね。
コウくんとライくんがなのはにないしょで完全封印することを決めていたのは気にならないの。
早く闇の書を封印
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