第三章
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ち下さい」
女はその手に角棒を出してそれで良賢をしこたま打ち据えんとしたその時にだ、法空が慌てて止めに入った。
「良賢殿も魔が差したのです」
「この方もですか」
「はい、そうなのです」
良賢の名を伝えたうえでの返事だった。
「この方も」
「間違いだからですか」
「誰にも間違いはあります」
つまり魔が差すということがだ。
「ですからここはどうか」
「仕置きはですか」
「ご容赦を」
「申し訳ありませぬ」
良賢自身も女に謝った。
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