第90話 会話は噛み合ってても腹の底はグダグダだったりする
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ゃん! 銀さんだって未経験のまま一児の父親やってんじゃん!」
「んだよぉ! 其処で俺を引き出しますかぁ? そりゃぁよぉ。他所んとこ行ったら銀さん結婚とかしてんだろ? よそ様のヒロインと色々ヤンチャしちゃってんだろ? べ、別に羨ましいとか思ってないからね? 勘違いしないでよね」
「気持ち悪ぃんだよおっさんのツンデレなんてよぉ」
とまぁ、こんな感じで良いように弄り倒される宿命にあるのは仕方ない。だってこれは銀魂ワールドでの話なのだから。
ふと、気が付くと例の少女が完全にドン引きしたような顔をして新八達から一歩か二歩位下がった位置にまで下がっていた。
俗に言う【関わりあいたくない】と言う仕草だった。
「ほらぁ、銀さんや神楽ちゃんやなのはちゃんがふざけまくるからあの子完全にひいちゃってますよ。僕たちの事危ない連中だと誤解されちゃってますよぉ!」
「良いじゃん別に。どうせアレだろ? 最近劇場版でチョロッと出させて貰ったのを良い事に【あ、このキャラ設定がブレッブレだから良い様に改ざん出来んじゃね?】的なノリでポロって出て来たキャラだろ。最近なのはの映画が好評だからって調子乗ってんじゃねぇぞてめぇら」
「ちょっとぉぉぉ! 何危ない発言してんですかあんたは! それ爆弾発言どころじゃないから! 確実に起爆する発言だから! 僕たちリリカルファンに袋叩きにされちゃうから!」
「大丈夫ですよ新八さん。その時はリリカルファンと銀魂ファンによる全面戦争が起こるだけです。勿論その時は私も助力しますのでご心配なく」
「いや、君はどっちかって言うとリリカル側だよね。魔法少女の側だよね」
「そうアル。変身シーンで一々まっぱになって世のオタクどもの〇〇〇を興奮させる連中アルよ」
「止めてぇぇぇ! 何であんたら一々リリカルファンとかなのはファンをディする発言ばっかするんですか?」
ギャーギャー! ワーワー!
気が付けば件の彼女そっちのけで何時ものように万事屋メンバーが何時ものようにバカ騒ぎが如く喚き散らす光景が展開してしまっていた。
何時もの事と言えば何時もの事なのだが、本当に良く飽きないなぁとこれを書いている当時の作者はそう思っていたりする。
「ちょ、ちょっとちょっと! ひとまず落ち着いてちょうだい! いつまでもそんなくだらない論争してる場合じゃないんだから」
「「「あぁん!?」」」
見るに見かねて止めに入った彼女ではあったが、今度は矛先が新八から彼女に向いただけであった。
「何アルかぁ? この娘一丁前にリリカルキャラなのを良い事に良い子気取りアルかぁ? ヒロイン気取りアルかぁ?」
「気にしちゃダメですよ神楽さん。どうせリリカルキャラなんて私たち銀魂キャラみたいに
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