星26 邂逅
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んな事で!?」
何言ってるんですか!?この人!
「見つけてきた事は褒めてやっても良いが、お前の事は誰にも知られる訳にはいかんのだ。本来ならばアルデバランにも消えてもらわなければならないが、ヤツは黄金聖闘士。私とてどうなるかわからん。お前が秘密にすると約束させなければ今頃は幻朧魔皇拳を使って洗脳する所だった」
……くっ……コルウス、すみません。
「……はぁ、コルウスが亡くなって、不審に思われてしまったらどうするんですか?死体だって見つかれば余計ですよ?」
「それならば、デスマスクに命じている。今頃は処理している頃だろう」
用意周到ですね、この人。
「ちなみに、今、この聖域に居る黄金聖闘士は?」
「アイオリアはコロシアム、シャカとミロは任務で不在。カミュはシベリア、デスマスクは知っての通り死体を処理をしている所で、シュラとアフロディーテは自宮に居る」
見事にアルデバラン以外出払ってますね……。
「……もしかして、コルウスに連絡をもらってから、今日私が帰る事を見通して出払わせましたね?」
「アルデバランに関しては、ヤツの任務が簡単過ぎてしまったからな。早くに戻ってきてしまったのは予定外だった」
おおう、アルデバラン、危なかった……。約束させて良かったです。
「アイオリアが聖域に一番近いですし、さっさと行きましょう。見つかったら厄介です」
これ以上犠牲を出す訳にはいきません。
「ふん、お前に免じてさっさと上ってやる。感謝しろ」
「はい、感謝します。だから、早く上に行きますよ」
そう言って、サガの手を掴み、急かしながら上るのでした。
善サガも面倒くさいですが、悪サガも面倒くさいですね。まったく、流石同一人物。そういう所は同じですね。
そういえば、カノンもなんだかんだと面倒な人でしたね。すぐ怒るし、拗ねるし。
……流石双子。面倒くさいのバーゲンセールですね。悪の人格を入れると三人も面倒くさい人が居ますよ。
いや、そういえば黄金聖闘士で面倒くさくない人って少ないですよね。
双子座だけじゃなかったですね。
……頭痛が痛いです。(ワザと言っています)
幼い頃は皆さん素直で良い子でしたねぇ。あ、多分今でも良い子でしょうね!まだ十四歳のハズです。
あれ、もしかして年少組は思春期入ってます?難しいお年頃ってヤツです?
アルデバランからはそんな感じはしませんでしたけど……
うん、気にしないでおきましょう。
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