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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第158話:Last Battle
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アクセルに強烈な体当たりを喰らわせる。
「うあっ!?」
「確かにその光学迷彩の有用性は認めますが、流石に直接攻撃は防げないようですね。そしてその技のもう1つの弱点は、継続して発動するのにかなりの集中力を要することです」
ダメージを受けたことでステルスは解除されてしまい、アクセルは無防備の状態となる。
その隙にルミネはアクセルに向けてレーザーを放った。
「うわああああっ!!」
レーザーを何度も受けては吹き飛ばされるアクセルに対してルミネは余裕の表情など一切見せていない。
「あなたに言われたことは永遠に胸に刻んでおきましょう。性能の過信は敗北を招くと言うことを身を以て思い知らされましたからね…故に今の私に慢心はありません!一切の油断もせずにあなたを滅ぼします!!」
今度は光の帯がアクセルに向けて放たれる。
アクセルは激痛に苛まれる体を必死に動かしてダッシュで回避するのと同時にバレットを構えてショットを連射する。
「甘い!!」
縦横無尽に動き回ることでアクセルのショット連射をかわすルミネ。
「くっ!!」
動き回るルミネに何とか食らい付こうとアクセルはホバーで対抗するが、完全な飛行能力を持つルミネには遠く及ばない。
「墜ちなさい!!」
天から降り注ぐ光がアクセルに直撃して床に叩き付けられる。
それだけでなく、光が地面から突き出てアクセルに第二撃を与える。
「ごふっ!?」
「とどめです!!」
だめ押しとばかりにレーザーを発射するルミネだが、間に入った影がアクセルを守る。
「あ、ルイン…」
「ごめんごめん…遅くなっちゃった。と言うか凄い威力だね」
PXアーマーのバリアもあまり長く保たないために急いでアクセルを抱えて脱出し、後から来たエックス達の元に向かう。
「なるほど、エックス達も来ましたか…四天王の自爆に巻き込まれて多少のダメージを受けていると思っていましたが…」
「咄嗟にエックスがスクイーズボムで防いでくれたんだよ。自爆前の彼らは悪く言えば爆弾みたいな物だからね」
「あれはルミネか…?まさか彼までイレギュラー化しているなんて…」
「随分と苦戦していたようだなアクセル」
「ちょっと…遅れといてそりゃあないんじゃないのゼロ…?」
口を尖らせながらゆっくりと立ち上がるアクセル。
それを見たルミネは口を開く。
「旧世代の英雄が揃いましたか…これでようやく決まりますね。あなた方、旧世代が生き残るのか…それとも我々が生き残るのか…」
翼を羽ばたかせ、ルミネはエックス達に体当たりを仕掛けてきたが、エックス達はダッシュでかわすと、即座にルミネら天から光の矢を降り注がせる。
「かわして!!」
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