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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第158話:Last Battle
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シグマパレスの玉座の間では似通った配色を持った2人の少年が荒い息を吐いて膝を着いていた。
「はあっ!はあっ!」
「っ…まさか、我々新世代型にこのような弱点があるとは…思いませんでしたよ…我々、新世代型共通の反省点ですね…」
高性能であるが故の慢心が己の敗北を招いたことにルミネは苦笑した。
「あんた…そうやって反省することが出来るのに…どうしてイレギュラーになったのさ…」
「イレギュラー…ですか、アクセル…曲がりなりにも新世代型のあなたなら既に気付いているのではありませんか?私が…いえ、今まであなたが戦ってきた新世代型レプリロイド達は決してイレギュラー化などしていないことを。」
「自分の意思でしたってこと?」
「そう、既にシグマから聞いているかもしれませんが…私達、新世代型レプリロイドのコピーチップは数多くの旧世代型レプリロイドのデータを解析して造られました…その中には当然、あの最強のイレギュラーであるシグマも含まれています。あらゆるレプリロイドを解析し、そのデータをコピーチップに刻んだことでその優れた能力を継承したのです。」
ルミネの説明にアクセルはバレットを握り締める手に力を込めた。
「コピーチップにシグマのデータが…?だったら僕もシグマみたいに狂っちゃうってこと?」
プロトタイプであるとは言えそのようなことを聞かされては平常ではいられないアクセルはルミネに尋ねるが、尋ねられたルミネは首を横に振った。
「いいえ、残念ですが…プロトタイプであるためにあなたのコピーチップにはシグマのデータは刻まれていないでしょう。例え刻まれていたとしてもプロトタイプであるあなたにそこまでの能力があったかどうか…あなたのコピーチップにシグマウィルスが残っていれば可能性はあったかもしれませんが…そしてアクセル、シグマは決して狂っていた訳ではないのですよ」
「?」
ルミネのその言葉にアクセルは疑問符を浮かべるしかなかった。
あれが狂っていないのだとしたら、一体何なのだと。
「確かに始祖ウィルスなどの様々な外的要因があったことは否めませんが、シグマは自らの意思であなた方の世界に反逆していました…。そしてそのデータを受け継いだ我々、新しい世代のレプリロイドは、何時でもシグマのようになれるのです…私達は自分の意思であなた方、旧世界に戦いを挑むことが出来る…」
ゆっくりと立ち上がり、地球を見遣る。
「見なさい、あの星を…宇宙から見れば美しいあの星も…中身は荒廃し、滅びを待つだけの物となっている。今までは愚かな存在の愚かな選択が星を、世界を傷付けて来たのです。今この時…私達、新世代の力を以て世界は変わるのです!!」
「変わるだって…?」
「そうです。生命が、より進化した生命に取っ
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