第7章:神界大戦
第206話「絶対神界戦線」
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吹き飛ばした。
―――“Delay”
「レイジングハート、カートリッジロード!」
……二人は、それを織り込んでいた。
元より、今ので倒せる程甘くはないとわかりきっていた。
故に、流れるように次の行動を起こした。
―――“Delay Triple”
「っ……!」
〈“Barrel Shot”〉
〈“Chain Bind”〉
「行くよ!“エクセリオンバスター”!!」
重ね掛けしたディレイで、奏が二人の神へ攻撃を仕掛け、意識を逸らす。
同時になのはが拘束効果付きの砲撃を放ち、奏もバインドを仕掛ける。
そのまま奏は離脱し、なのはの本命の攻撃が放たれた。
「がぁああああっ!?」
「ッ、ッ……!?」
意志の込められたバインドから、神二人はすぐに逃げる事は出来ずに砲撃に呑まれる。
明らかな攻撃の直撃。それを受けた神二人は……
「ぐ、っ……!」
「この程度で……!」
……まだ、倒れてなかった。
「―――予想通りね」
―――“Fortissimo Chorus”
そして、奏はそれも読んでいた。
反撃に出られる前に、片方の神に砲撃魔法を押し当てるように放つ。
その反動を利用し、もう片方の神に肉薄。同じように連続して砲撃魔法を放った。
もちろん、“倒す”という“意志”を込めた上で。
「……勝ったの?」
「ええ。気絶したわ」
奏の追撃により、二人の神を倒す事に成功する。
「……やっぱり、いつも以上に動ける……」
「……今は好都合よ。それより、他を助けに行きましょう」
「……うん!」
今までの認識以上に動ける事に、なのはは首を傾げる。
しかし、悩む暇はなかった。
二人は、そのまま他の皆への助力へと動き出した。
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