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女神と星座の導きによりて
星23 大切
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いない様子。
 けれど、もし大勢の聖闘士達が来て、黄金聖闘士まで来たら?
 沙織を守りながら、アイオロスも守る事は出来ません。
 まぁ、守るだなんてアイオロスに直接言ったら怒るでしょうけど。
 此処は私が大人しく聖域に戻った方が良さそうですね。
 
 「コルウス、この屋敷に居る人達を殺す様な事があれば……。殺しはしません。ただ、直に殺されなかった事を後悔させます」

 パラライズローズを取り出し、不敵に微笑みます。
 勿論、コルウスを見つめる目は笑っていません。
 
 「わかりました。この屋敷の者達に手出ししません。勿論、あの娘にも」

 「当たり前です」

 おっと、つい即答で言ってしまいました。
 でも、言葉の通り当たり前です。だって、彼女は……
 
 「では、行きましょうか」

 私の大切な、

 「聖域に」

 娘(女神)なのですから。
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