暁 〜小説投稿サイト〜
女神と星座の導きによりて
星23 大切
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
無事に瞬と一輝が出発して、氷河と紫龍、星矢も出発する時が来ました。
 その時に恒例のお守りを渡す役は沙織です。
 というか、自分が渡したいとの事で、親しくしてくれた公式で生き残る青銅聖闘士(星矢達含む)達にお守りを渡していました。
 その中で邪武が一番感動し、

 「必ず、必ず聖闘士になって帰ってきて、お嬢様をお守りします!」

 と意気込んでいました。その言葉に沙織は

 「無理をしてはいけないわ、邪武。でも、待っているわね」

 そう言ってにっこり笑顔の沙織を見た邪武は、大感動した!っという感じで滝涙を流し、バスに乗り込みました。
 聖闘士星矢の人達って結構泣く人多いですよね。
 まぁ、泣く程ツラい事や感動してしまうのは仕方ない?ですからね。
 私ですか?確かにツラかったり、感動した事があった時は涙目にはなりますけど、そこまでですね。思いっきり泣いた事ありません。
 あ、いや、ありました。ありました。
 沙織が初めて喋ったり、立った時ですかね?あれは感動しました。
 もうね、可愛いを連呼して思わず頬擦りしましたよ。
 我が女神の可愛さは世界一ぃぃぃいいいい!!って。
 仕方ないですよねぇ……。(しみじみ)
 そうそう、話は戻りますが、ちゃんと紫龍と氷河にもお守り渡しましたよ。
 ただ、中身が中身なので、老師とカミュにバレないか心配ですが。
 まぁ、なんとかなるでしょう!プラス思考でいきまっしょい!
 それで星矢なのですが、何?あの子。
 ツンツンしてた態度が無くなってアテナとして覚醒した沙織を守ってる時みたいな感じになっていましたよ。
 
 「沙織さん。おれ、絶対戻ってくるから」

 「星矢……」

 何、なんなの?二人の世界作ってるんですけど?君達、七歳の子供ですよね?
 なんともグラニュー糖とハチミツ、苺ジャムにスクラロースを混ぜた甘さ加減。
 ちなみにスクラロースとは!砂糖の約600倍の甘味を持つ甘味料の事です。
 甘すぎ?現実を見て下さい!あの二人の雰囲気!マジ甘ですから!
 え?六年後再会する訳ですがどうなるんでしょうね。
 ……さて、紫龍と氷河にもお守りの説明をしないと。

 「つまり……」

 「何か身体的な怪我をしたら開ければ良いんですね?」

 「そうです。もうダメだーって思ったら、使って下さい。細かい説明は中の紙を読むように」

 防水加工もしてある優れものです。
 そう言うと、へーっとお守りを見つめる二人。力作でございます。
 
 「修行は厳しいですが、二人なら大丈夫だと確信しています。身体には気を付けて下さいね」

 「「はい!」」

 良い返事です。

 「紫龍、氷河!」

 沙織が小走りでこちらにやってきます。どうやら二
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ