第4話 類は友を呼ぶ
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いし言及しないでおこう。下手につついたらやぶ蛇…ちぃさんの場合は龍が出てくるかもしれん。
「でも、なんで教えてくれたんだ?これ人に教えちゃいけないことなんじゃないのか?」
「いいんだよ。わたしもサクヤ君の秘密知ってるし、これでお互い様。それに友達同士で隠し事はしたくなかったから…」
友達か。トウカはそれだけで秘密を打ち明けてくれたのか。
「まったく、つくづく俺には勿体無い友達だよなトウカは」
実際俺は一番の秘密を伝えてないしな。
「そんなこと無いと思うけど」
「そういう所が俺には勿体無い」
「えっと…そうそう、もちろんこのことは内緒でね?約束だよ?」
俺が褒めているのに恥ずかしくなったのか話を逸らすように誰にも言わないように言ってくる。
「ああ、約束だ」
「じゃあ、指きりしようサクヤ君」
「いいぞ。男に二言は無いからな」
「「指きりげんまん嘘ついたらはりせんぼんの〜ますっ」」
「「ゆびきった!」」
黙秘同盟ってとこか。にしても…
「そんなのがいるなら、もっと強くならないとなぁ」
魔力版螺旋丸完成させないとなぁ。…真祖とかに効くか分からんけど。
「がんばってね、サクヤ君」
「は〜い。精進します」
「ふふ、よろしい」
それからしばらく、助っ人が来るまで2人で談笑し続けていた。
なお、この後助っ人の殺人級のうっかり料理技術に、やはりちぃさんの交友関係に碌な人間がいないことを再認識する事になったのは言うまでもない。
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