暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第18話『究極の戦闘生物』
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。」
『俺も、深町の力をあんなふうに使われて癪に触っている。どうだ、手を組まないか?』
「ありがとうございます。」
『小僧、名前は?』
「前原圭一です。」
『行くぞ、前原。まず、この体は俺が吸収した獣化兵(ゾアノイド)の力が宿っている。お前が使った再生能力も、その一つだ。まずは、左腕を生体ミサイルにして飛ばせ。コントロールは俺が行う。』
「はい!」
アプトムは左腕をそのまま飛ばす。
「なるほど、そう来たか。」
ガイバーΙは左に避けるが、飛ばされた左腕は突然分解されて小型の追尾弾となってガイバーΙを撃ち抜く。
「グァッ!」
ガイバーΙに追尾弾が命中し、アプトムは左腕を再生させる。
『それから、ステルス能力を使え。ガイバーに熱源探知の能力はない。』
「わかりました。」
アプトムは透明化する。
「おかしい。さっきと戦い方が全然違う。いきなりアプトムの力を使いこなせる訳がない。」
ガイバーΙは立ち上がりながら考察をし、
「…そうか!そういうことか!」
ガイバーΙはあることに気づく。
「アプトム!いるんだろう!そして、圭一に助言しているな!」
ガイバーΙは見えなくなっているアプトムに言う。
『…チッ!バレたか。ああ、いるさ。』
「通りで急に上手く立ち回れるようになった訳だ。アプトムの力は強いが癖が強いから、扱うのは難しい。だが、獣化している本人がアドバイスしているなら、その戦術も納得がいく。」
『別に構わないだろ。凪風は何百年と戦っている戦闘のプロ。それに対して小僧は戦闘経験の少ないひよっこだ。これくらいのハンデくらい、必要だろ?』
「自分が敵と戦う時、相手が同じことを言ってきたらどうですか。」
『俺は楽しいさ。俺は究極の戦闘生物。俺が深町を倒そうと思ったのは、仲間の仇ってだけじゃねえ。深町みたいな強い奴と戦いたいからでもある。』
「あなたは、そういう人でしたね。いいでしょう。相手になります。ガイバー、ギガンテック!」
ガイバーΙは巨大な装甲を纏って、ガイバーギガンテックに巨人殖装する。
『前原、今だ!量子砲を使え!』
「はい!」
アプトムは胸部からエネルギーの砲撃をガイバーギガンテックに放つが、
「ヘッドビーム!」
頭部からの光線でそれを防ぐ。
「やはり、これくらいのハンデなら問題ないか。高周波ソード!」
ガイバーギガンテックは高周波ソードを展開する。
「行くぞ。」
ガイバーギガンテックは高周波ソードを伸ばしてアプトムを突き刺そうとするが、アプトムは避けながら当たりそうな部位を生体ミサイルにしてガイバーギガンテックを攻撃する。
「やはり、一筋縄ではいかないか。」
『当たり前だ。凪風だって、俺と共闘したときに俺の戦闘方法を見ていたように、俺も凪風の戦闘方法を見ておいたからな。』
「あなたほど
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