暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第57話 小猫&滝丸!ボギーウッズを打倒せよ!
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ボギーウッズは余裕そうにそう言いますが私は構わずに攻撃を続けます。
「いい加減うっとうしいんだよ!」
頭を殴られて血が噴き出します、でもそれにひるまずに何度も関節技を仕掛けていきます。ボギーウッズは何度も私を攻撃してきますが戦車の駒の防御力で耐えながら何度も挑みました。
「こいつ、やけになって攻撃ばかりしているのか?哀れだな、勝ち目のない勝負に挑み続けなくちゃいけないっていうのは」
私が自分に通用しない関節技しかしてこないことで憐みの視線を向けてきました。そして私の腹部に強力な一撃を与えると私は血を吐きながら吹き飛びます。
「もういいや、折角珍しい個体を見つけたがこれ以上時間をかけていたらトミーロッド様に殺されちまう。お前はもう死ね」
そしてボギーウッズは私にトドメを誘うと鎌を振り上げました。だが鎌が当たる前に私は起き上がってボギーウッズの身体を掴みます。
「何のつもりだ?」
「わ、私に夢中で接近に気が付かなかったようですね」
「あん?……ああ、そういう事か」
私達の背後には滝丸さんがいて既に技を放つ準備を終えていました。
「小猫さんのお蔭で十分な集中力を高めることが出来たよ」
「それでまたさっきの技か?効かないのに放つとかイカれてやがるみたいだな。態々喰らってやる必要はないしこんな拘束はさっさと解いて……?」
ボギーウッズは私を振り払おうとしましたが、徐々に体の動きを鈍くしていきました。
「なんだ、急に体の動きが……」
「私が関節技ばかり仕掛けたのは……貴方の身体に密着する為……そうすることで仙術で氣の流れを乱すのが目的でした」
「仙術……?」
「貴方は普通の人間とは体の作りが違うので乱すのに時間がかかりました。でも……少しは効いたでしょう?」
「なるほどな、仕組みは良く分からないが何らかの方法で俺の動きを鈍らせたのか。だがこんなことをしても無駄だ。結局お前らの技は俺には通用しないんだからな」
ボギーウッズはそう言いますが本当の狙いは仙術で氣の流れを見て体の構造を探る事、そして骨から流れる神経を辿って仙骨を探すことです。そしてそれが漸く分かりました。
「滝丸さん!貴方から見てボギーウッズの腰の右上辺りにソレはあります!」
「承知しました!」
「ま、まさかお前ら……!?」
そして滝丸さんは私が言った場所に両手を添えました。それを見たボギーウッズは私達が何を狙っているのか理解したようで叫びますがもう遅いです!
「ここだぁ!栓抜きショット!奥義『コルクスクリュー』!!」
滝丸さんの一撃がボギーウッズの身体から何かを抜き取りました。私はそれをキャッチしましたがそれは奇妙な形
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