第五章
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一行は遂にモンスターがいる場所に来た、するとそこに蛸の頭に蝙蝠の翼を持つ三メートル程の身体で牙があり膝からも幾つかのそれが生えているモンスターがいた。ヴォネガットはそのモンスターを見て言った。
「これはクトゥルフの下僕ですね」
「そうした名前ですか」
「はい、古の邪神の眷属で」
こう海豚に話した。
「この世界では邪神達は永遠に封印されていますが」
「その眷属は、ですか」
「この様にしてです」
海豚そして王子に対して話した。
「それぞれの場所で邪神達が好む破壊と混沌の所業を繰り返しています」
「破壊と混沌」
「そうです、海草を繁殖させていたのは」
「破壊ですか」
「混沌を伴う」
「そういえば海草に包まれますと」
王子もヴォネガットの話を聞いて述べた。
「秩序が乱れ」
「混沌となりますね」
「はい」
実際にというのだ。
「そうなりますね」
「そうですね」
海草に包まれると、というのだ。
「どうにもならなくなり」
「そして街も村も貴方達の国も」
「壊されるので」
「このモンスターはそれを狙ってです」
「海草を繁殖させていますか」
「そうです、どういったモンスターかと思えば」
それがというのだ。
「こうしたモンスターでしたか」
「謎は解けたな、ほなな」
「はい、このモンスターを倒して」
ヴォネガットはホーソーンにも応えた。
「海草の問題を解決しましょう」
「海草を出してるこいつを倒したらな」
「海草も出なくなります」
海草の異常な繁殖がなくなるというのだ、そうさせているモンスターがいなくなれば。こうした話をしてだった。
ヴォネガットとホーソーンはモンスターに向かった。モンスターもフ対rに向かって来たがここでだった。
ヴォネガットは術をホーソーンは武器を主にして戦った、ここでも二人の星の者とし強さが出て来の邪神の眷属も一瞬で倒された。
するとこれまで場を覆っていた海草達は急速にしなび枯れる様になくなっていった。そして何もなくなり。
只の海底に戻った場所を見てだ、ヴォネガットは言った。
「これで、ですね」
「はい、一件落着です」
「我々は救われました」
海豚と王子がヴォネガットにほっとした声で応えた。
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