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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第154話:Four Heavenly King
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型手裏剣、巨大な火炎弾、氷の龍がエックス達に迫る。
「スクイーズボム!!」
咄嗟に繰り出したチャージスクイーズボムで竜巻、手裏剣、火炎弾、氷竜を何とか凌ぐ。
「お前達は!!?」
「久しぶりだなプロトタイプよ」
「確かノアズパーク以来だよね、元気にしてた?」
「うん、元気だよ。君達を今すぐ原形も残さずに潰してやりたいくらいにね!!」
殺気を全開にして放つルインにグラキエスの表情が一瞬だけ引き攣った。
「あなた達…良くもルナをイレギュラーに…許さないわよ!!」
「ふん、奴が連れ去られたのはそこにいるプロトタイプのせいだろう?」
「見捨てて逃げればいいものを。自分の力量を理解せずに立ち向かおうとするからそうなるのだ」
「俺達はただ目の前の敵を始末しただけだ」
「その口を閉ざせ。それ以上俺の仲間を侮辱するなら斬る」
潜在能力であるブラックゼロを解放するのと同時にセイバーをウェントス達に向けた。
「私もそろそろ君達の顔は見たくないと思ってきたからさ。さっさと消してあげるよ」
暁を思わせる朱色のアーマーから、血を思わせる紅色のアーマーを纏い、金色の髪も紅が混じった金髪に変わる。
エックスはアーマーパーツをHシリーズに統一し、ニュートラルアーマーをヘルメスアーマーに変化させるとバスターを構えた。
「エイリア、アイリス…サポートを頼む…」
「分かったわ、任せて」
「アクセル…行ける?」
サポート役を任されたエイリアとアイリスは頷き、アイリスはアクセルを見遣りながら尋ねる。
アクセルは深呼吸をして潜在能力…ゼロのブラックゼロとは反対の色のために便宜上呼ばれているホワイトアクセルを発動させる。
「何時でもOKさ、あいつらをさっさと処分してシグマを倒そう」
「言ってくれるじゃない!!フリージング…」
「フレイムバーナー!!」
グラキエスがチャージしたハルバードを振るう前にダッシュで距離を詰めると至近距離からの火炎放射を浴びせる。
「うわあああ!!?」
反応すら出来ずに弱点の炎に飲まれたグラキエスは悲鳴を上げる。
「グラキエス!?」
「君達もそこそこ強くなったようだけど、私達はもっと強いよ」
「お前達がこんな薄暗いところで引き籠っている間、俺達は数多くのイレギュラーと戦ってきたんだ。受けろ、雷光閃!!」
「ぐあっ!!?」
雷を纏った神速の斬撃を喰らったイグニスは呻く。
「そんな私達が君達に負けるなんて有り得ないね!!」
チャージショットを放つルインにテネブラエはシャドウダッシュで回避するものの、即座にPXアーマーに換装してスコープでテネブラエの位置を探るとクナイを投擲した。
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