第七千七百八十九話 フォーンテーブロー宮殿
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第七千七百八十九話 フォーンテーブロー宮殿
フランスは日本を今度は宮殿に案内しました、そこはパリ郊外のフォーンテーブローの街にあります。
その宮殿に案内してフランスは日本に言いました。
「今は美術館になってるけれどな」
「かつてはですね」
「俺の上司の人達が代々住んだな」
こう日本にお話します。
「宮殿だったんだよ」
「何処かイタリア君を思わせますね」
「そこなんだよ」
フランスは日本の今の発言に応えました。
「実はここは建てさせた上司の人がイタリア好きでな」
「それで、ですか」
「ああ、ルネサンスの頃の人でな」
その人はといいますと。
「フランソワ一世だったな」
「確か物凄い女好きの」
「後でユゴーさんが作品にした人だよ」
逸楽の王という作品です。
「ダ=ヴィンチさんとも付き合いがあって」
「その人が建てさせたのですね」
「それでイタリアな感じもあるんだよ」
そうした事情があるのです、この宮殿は物凄い女好きでイタリアも好きだった王様が建てさせたものなのです。
第七千七百八十九話 完
2019・5・28
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