暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第152話:Destiny Battle
[1/5]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
ヤコブ周辺を警備している警備ロイドとメカニロイドをエックス達に任せてアクセルは軌道エレベーターに乗り込んだ。
『アクセル…ルナをお願い…行ってらっしゃい!!』
「うん……ありがとうパレット…待っててルナ…僕が止めてあげるから……」
バレットの安全装置を外すと覚悟を決めてエレベーターに向かってくるメカニロイドを迎撃するアクセル。
「本当に数だけはいるねえ!!」
特殊武器の中でもクラッキング性能を持ち、火力が高いブラストランチャーと連射性能がずば抜けて高いレイガンを主軸にして攻めていくアクセル。
途中でエレベーターが止まると、即座にコピー能力による応用のステルスを発動。
そして扉から出てきたが、肝心の敵であるアクセルがいないことに警備ロイドは困惑してしまう。
「スパイラルマグナム!!」
密集したところをアクセルがアントニオンのDNAデータを解析して会得した空間を歪ませ、高い貫通性能を持つマグナム弾を放つスパイラルマグナムで一網打尽にしてしまう。
「…コピー能力が使える癖にこういう使い方に気付かないんだね」
やはり生まれて間もないために応用力がまだ充分ではないのか、それともコピー能力の過信か…。
再びエレベーターが動き出し、数回同じことを繰り返すとメカニロイドも警備ロイドも現れなくなる。
それを確認した後、アクセルは上空を毅と睨んだ。
どうやら宇宙空間に突入したようで、彼女の気配が強く感じられた。
『もう少しで頂上ですよアクセル…準備はいい?』
「何時でもOKさ」
頂上に出れば自分はルナと戦うことになる。
しかし逃げることは出来ない。
これは自分が立ち向かって越えていかなきゃいけないものだから。
宇宙への扉が開かれ、アクセルは頂上に出た後に周囲を見渡すと人類の移住の地である月が見えた。
「月………」
呟いた直後、背後から着地音が聞こえた。
そこには見慣れた姿の…シグマの拷問によって心が壊されてしまったルナの姿があった。
「ア…クセル…新世…代…プロ、トタイ…プ…」
ノイズまみれの声にアクセルは表情を顰めた。
他の新世代型レプリロイドにプロトタイプと呼ばれようと何とも思わなかったアクセル。
イレギュラー化した新世代とは違うのだと言うことを確信させることでもあったのだが、彼女から言われるのは何故か堪えた。
アクセルは痛みに耐えるように深呼吸した後、ルナに向かって言い放つ。
「ルナ…ごめんよ。僕のせいでイレギュラーにされちゃって…怖かったよね…苦しかったよね…謝って済む問題じゃないのは分かってるよ…今の君に言っても伝わらないことも分かってる…だけど君に謝りたかったんだ…」
「………リフレクトレ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ