第四章
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「今みたいにな」
「いい助っ人が来てくれた、ではな」
「これからもやな」
「宝を手に入れていこう」
「これで二つ手に入れた、後はな」
「最後の一つだ」
「古城の方やな」
「一旦村に戻り」
そしてと言うのだった。
「休んでからな」
「最後の古城に行こうか」
「そうしよう」
こう言ってだった、三人は実際に村に一旦戻ってだった。
そこで休んでから古城に向かった、そこではレッドキャップやデュラハン等邪な妖精系のモンスターがいた。その彼等を倒しつつ先に進むと。
奥にファイア―ドレイクがいた、炎を吐く妖精系のドラゴンは並の冒険者では太刀打ち出来ないモンスターだった。
だが三人はそのファイアードレイクも倒した、そのうえで最後の惚れ薬の素である妖精の蜜を手に入れた。
ここでだ、探偵はホーソーン達に満面の笑みで言った。
「これでだ」
「惚れ薬作ってやな」
「彼女に飲んでもらって私を最初に見てくれれば」
「あんたを好きになってやな」
「ハッピーエンドだ」
そうなるというのだ。
「では早速だ」
「アナポリスに戻るか」
「手に入れるべきものは手に入れた」
それも全てというのだ。
「だからだ」
「後はアナポリスに戻るな」
「そうする」
こう言ってだった。
探偵はホーソーン達と共にアナポリスに戻った、ここで彼は冒険で手に入れた三つの素を持って薬屋に行き調合を頼み数日待つことになったが。
冒険から帰った次の日にだ、彼は二人に探偵の事務所で笑って言った。
「私は既に彼女に惚れ薬を飲ませていた」
「昨日告白されたか」
「彼女からな。薬屋の帰りに花屋に行ったが」
その時にというのだ。
「そうなった」
「それは何よりやな」
「全くだ、これで惚れ薬の必要はなくなった」
「そうですね、確かに」
その通りだとだ、ヴォネガットも探偵に述べた。
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