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愛しき君へ
第二章
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「だから戦闘も出来る、レベルは二十九だ」
「三十位って今言うたけどな」
「ギリギリ足りないな」
「そこそこ以上の強さやが」
「それでもだな」
「確かにこのレベルのダンジョンを一人では行けんな」
「事前に調べてわかったからだ」
 それ故にとだ、探偵も答えた。
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