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ある晴れた日に
36部分:噂はそよ風の様にその十三
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を受け止めたのも今のキックも」
「こういうのは得意なんだよ」
 笑いながら未晴に対して言う。
「球技とか陸上競技はな」
「そうなの」
「ああ。だから別にな」
「何かそういうのって羨ましいわ」
 未晴はそんな彼を見て彼の顔を見上げている。
「運動神経いいのって」
「そうか?」
「私、そういうのはあまり」
 ここで俯く未晴だった。
「だから春華とか静華とか凛が羨ましいのよ」
「そうだったのか」
「うん」
 正道の問いに静かにこくりと頷く。

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