暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第151話:Booster Forest
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「…兄さんと姉さんか…ライト博士、いつか俺に兄さん達と姉さん達の話を聞かせてもらえませんか?」

「あ、私も聞きたいです。エックスの兄弟の話を…いつかルインと一緒に…」

『……ああ、いつか必ず…さて、エックスよイカロスアーマーとヘルメスアーマーの使い方には大分慣れたようじゃな。』

「はい、今までのアーマーの中でも一番使いやすいかもしれません。」

『それは何よりじゃ、今まではエックスに能力を付加させることに目を向けすぎておったからのう。今回のアーマーは原点に戻ってエックスの持つ能力を高めるという方向性にしたのじゃよ』

「エアダッシュ機能はエックスがノーマル状態でも使えるようになったから不要になりましたからね」

『うむ、それで今回わしはイカロスアーマーとヘルメスアーマーの長所を合わせて調整した新しいアルティメットアーマーのプログラムを授けよう。』

そう言うとライト博士は新しいアルティメットアーマーのホログラムを出した。

見た目的には紫基調のニュートラルアーマーだが。

『今までのアルティメットアーマーではもうこれからの戦いにはついていけんと判断してな。最新型のアーマーをベースにした物を造ったんじゃ。まずはヘッドパーツには生前にわしが会得した技である昇竜拳のデータをインプット………そう不安そうにするでないエックス。今回は流石に自重しておるよ。』

不安そうにライト博士を見つめるエックスに苦笑しながらライト博士は説明を続ける。

『そしてボディパーツの性能はイカロスアーマーの物と同一じゃ。フットパーツはイカロス、ヘルメス両アーマーのフットパーツの特質を持ち、ハイジャンプとインビジブルダッシュが出来る。そしてアームパーツは以前のアルティメットアーマー同様にプラズマチャージショットが放てるだけでなく、エアダッシュ機能に回すエネルギーが無くなったことで特殊武器の使用の際に生じるエネルギー消費を通常・チャージ共に皆無にまで抑える事が出来るようになった。つまり、敵の特殊武器を殆ど無尽蔵に使う事が出来るのじゃ』

「そ、そうですか…(普通、格闘技の技ではなく特殊武器関連の能力をヘッドパーツにインプットするべきじゃないかな…?)」

「凄いです!流石ライト博士!!」

正に究極の強化アーマーの名に恥じぬ性能にエイリアは尊敬を込めた視線をライト博士に向けた。

「(ヘッドパーツの能力が格闘技なのはツッコまないのか…)」

『因みにノヴァストライクも威力も強化しておるが以前と違って連発は出来んから気を付けて欲しい。ではエックス、カプセルに入りなさい。このアルティメットアーマーをどのタイミングで使うかはお主に任せる』

エックスがカプセルに入るとイカロスアーマーのパーツとヘルメスアーマーのパーツにア
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