暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第151話:Booster Forest
[3/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
」
その言葉にエイリアは俯いた。
どれだけの正義感を持ったハンターがその矛盾に苦しんだのだろう。
隣のエックスやここにいないゼロやルインもアイリスだってそうだった。
「分かってる。それがこの世界の欺瞞なんだよ。だからこそ僕達は戦い、この世界は滅びなきゃならないんだ…始めよう。君達は旧き世界を守るため、僕は新しい世界の創造のための戦いを………ブラストランチャー!!」
今までの物静かな雰囲気から一変し、全身から闘気を解放しながら背中の大砲から爆弾が発射された。
爆弾は一定時間後に頭上に降り注ぎ、爆発した。
「エイリア!!」
「っ!!」
爆発に巻き込まれる前にエイリアを抱き抱えてフットパーツHの能力であるインビジブルダッシュで回避する。
「やるね、白黒つけるよ!連葉断!!」
覚悟の台詞を放ちながら巨体からは想像出来ない程のラッシュ攻撃を繰り出してくるパンデモニウム。
一撃受ければ直後に追撃のラッシュが叩き込まれるのは容易に想像出来る。
「喰らえ、レーザーチャージショット!!」
ダッシュで距離を保ちながらレーザーチャージショットをパンデモニウムに直撃させた。
「ぐう…」
咄嗟に防御したことでダメージを最小限に抑えたが、パンデモニウムは思わず呻いた。
「効いてるわ!!」
「まだ終わらないよ…バンブースピア!!」
拳を床に叩き付けると竹が凄まじい勢いで生えていき、エックスとエイリアの動きを制限するだけでなく、視界を塞いだ。
「くっ!!」
咄嗟に竹にショットを連射するが、どれだけ撃ち込んでも竹の破壊は出来ない。
「なら、これならどう!?メルトクリーパー!!」
破壊出来ないなら燃やすしかないと判断したエイリアはコケコッカーの特殊武器であるメルトクリーパーを繰り出す。
地面を走る炎が竹を次々と燃やしていく。
「燃えていく…ならパンデモニウムも炎が弱点のはずだ。メルトクリーパー!!」
それを見たエックスが特殊武器のチャージを開始、即座にチャージメルトクリーパーを放つ。
エイリアの放ったメルトクリーパーの炎を飲み込んで更に強力になったチャージメルトクリーパーの炎がパンデモニウムに直撃した。
「うわああああ!!?」
チャージ攻撃故に通常のメルトクリーパーよりも威力が高いチャージメルトクリーパーに通常のメルトクリーパーの威力が加わったのだ。
それを弱点とする者が受ければただでは済まない。
パンデモニウム程の巨体が燃え盛る様は見ていて圧巻だった。
「やったか…?」
「チャージメルトクリーパーと通常のメルトクリーパーの合体攻撃よ…流石に…」
「うん…僕の弱点は炎だから…凄く効いたよ」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ