第七千七百八十七話 パリのセーヌ河岸
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第七千七百八十七話 パリのセーヌ河岸
日本はフランスに来ました、するとフランスはこれでもかと優雅といいますかいつもの自慢オーラを出して日本に言いました。
「お兄さんの美しさを理解するにはセーヌ河だな」
「セーヌ河岸ですね」
「ああ、そうだよ」
こう日本に言うのでした。
「そこに来るかい?」
「それでは」
日本も頷きます、そしてでした。
フランスにそのセーヌ河岸に案内してもらうとまずコンコルド広場に来ました。その中に入って日本は言いました。
「ここで革命の時」
「ああ、それはな」
フランスは暗いお顔で答えました。
「残念なことにな」
「そうでしたね」
「あの時は国民もどうかしてたな」
「革命の騒ぎの中で」
「実際はな」
これまでとは全然違う暗いお顔でした。
「ベルサイユの薔薇どころかな」
「仁義なき戦いでしたね」
そんな裏切り裏切られ殺人謀略ありの状況でした、それの革命でもこの広場は有名なのです。
第七千七百八十七話 完
2019・5・27
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