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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第149話:Troia Base
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……新世代型の前に、俺達の仲間なんだぞ?シグマに狂わされただけで…まだ助かる可能性も…)」
秘密通信で電子頭脳に言葉を伝えるエックスにゼロからもエックスの電子頭脳に言葉が伝わる。
「(分かっている…だが、ルナのイレギュラー化が手遅れで俺達に銃を向けた時は、最早彼女をイレギュラーとして処分するしかない。それが…俺達イレギュラーハンターだ)」
転送の光がゼロとアイリスを包み込み、光が消えた時には2人の姿はない。
「ゼロ…」
「エックス…」
悲しげな表情でエックスに歩み寄るルインはルナをとても可愛がっていた。
ルナがイレギュラーハンターになるまでは同年代の同性ハンターが少なく、歳が近いルナがハンターとなっていたことを素直に喜んでいた。
それなのにいきなりルナがイレギュラー化して、自分達を攻撃してきたなど認めたくはないのだろう。
「大丈夫だよ、エックス。ルナはきっと正気に戻せる。諦めなきゃ…きっと…きっと大丈夫だから…」
自分に言い聞かせているようにも聞こえるルインの言葉にエックスも少しの間を置いて頷いた。
「ルイン、今はアクセルの傍に居てあげて欲しい。アクセルはきっと傷ついてる…ルナのイレギュラー化に加えて攻撃までされて…」
「うん」
今のアクセルの気持ちが分かるのは一部始終共にいたルインだけだろう。
エックスはルインにアクセルを任せて、エイリアと共に武器やアーマーの最終チェックに向かうのだった。
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