暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第149話:Troia Base
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には興味深い研究対象でしたね。人間とレプリロイドの狭間の存在であり、我々新世代型のプロトタイプ…まあ、壊れても研究対象にはなるでしょう。あなた方を倒して拠点に…うぐっ!?」

話してる最中にサンフラワードは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。

それを認知したサンフラワードは驚愕に目を見開く。

自分は話してる最中にも一切の油断はしていなかったのにも関わらずだ。

「黙れよイレギュラー…ふざけたことを言わないで欲しいね」

アーマーの色が黒から白に変わり、髪の色も紫に変化し、目の色も金色に変化した。

「………ルミネ…?」

思わずサンフラワードは呟いてしまった。

アーマーの配色や目の色もルミネを彷彿とさせる物であり、サンフラワードを驚かせる。

「これがアクセルの潜在能力を引き出した姿なんだ…」

「行くよ」

ダッシュで距離を詰め、零距離でのドクラーゲンの特殊武器であるプラズマガンをお見舞いするアクセル。

「くっ!?」

「速い…!?」

潜在能力を解放したアクセルはサンフラワードの反射速度を上回り、回避も防御もさせずに攻撃を当てた。

「あまり調子に…」

体の痺れに耐えながら、別の場所に移動するが…。

「こっちの台詞だよ」

既にアクセルはサンフラワードの目の前にいて、プラズマガンから切り替え、コケコッカーから会得した特殊武器であるフレイムバーナーを構えていた。

「ば、馬鹿な…速すぎる…」

「これがあんたが馬鹿にしたプロトタイプの力だよ。たっぷり喰らいな!!」

「ぎゃあああああ!!!」

全身を火炎で燃やされ、あまりの熱量にサンフラワードは悲鳴を上げた。

「ルイン!!」

「任せて!!ダブルチャージショット!!」

Xアーマーに換装して、ルインはサンフラワードにダブルチャージショットを喰らわせた。

「旧世代とプロトタイプに…敗れるとは……」

ダブルチャージショットに体を粉砕されながら、愕然と呟きながらサンフラワードは爆発した。

光属性のレプリロイドだけあって、放つ光の量も半端ではなかった。

「そうやって舐めてるからやられるのさ」

「全くだね。旧世代も新世代も。大体何様のつもり?君達に世界のことを決める権利なんかない」

それだけ言うとルインとアクセルは気配を感じてそこに視線を遣ると…。

見覚えがある姿…小柄な少女のシルエットは特徴のあるヘッドパーツに、ポニーテールが微かに揺れ動いた。

光の具合で色彩は分からないが、間違いなく再会を願った仲間であった。

「ルナ!?」

「ほ、本当だ!!」

光が邪魔だと思いながらも、ルインとアクセルはルナに駆け寄ろうとする。

まだ爆発が続いてい
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