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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica41-Aモルゲンデメルング艦隊攻略戦〜Herrscher des Ozean〜
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「あ、うん。フェイトちゃん達、それに私たちは、この武装端末を装備して艦隊の撃沈をすることになる」
すずかちゃんが最後にキーを打つと、訓練場の奥にある両側に開くスライドドアが開いた。ドアから出て来たのは大きな立てかけ台が5台と、ソレを押すドラム缶・・・じゃない、2本のアームとキャスター付きの自動お掃除メカ・弐式が5機。
「「あ・・・!」」
立てかけ台に掛けられている物を見て私とヴィータちゃんが声を出した。私とヴィータちゃん・・・というか教導隊は、武装端末というものを知っていた。というより使ったこともある。
「? なのはとヴィータはコレのこと知っているの?」
「あ、うん」「まあな」
「3ヵ月前くらい前に教導隊の人たちにテストしてもらったの。対AMF兵装、Anti-Interference Armament、AIFAシリーズ。元はドクターが、プライソンの造った兵器の装甲やAMFに対抗するために設計していたものを、私たちで発掘して急ピッチで開発したものだよ」
「今世間を騒がせている大隊の艦隊も、プライソンが遺した負の遺産のようだからな」
「はい。ドクターの遺志のためにも完成させて、今度こそ遺産すべてをこの世から消し去ります」
すずかちゃん達が遠い目をした。ドクター、ジェイル・スカリエッティ少将のことを思い起こしてるんだって察したから、私たちは口を噤んだ。今声を掛けるのは待った方がいいと思って・・・。
「あ、でね。フェイトちゃんとトーレは、このストライクカノンを装備してもらうね」
大剣のような長大な砲身を持つ“ストライクカノン”。砲身が閉じてる間は突撃槍や大剣として扱えるから、接近戦を挑まれても対処が出来る。開いてる時はレールガンみたく物質弾の加速レールとして使えるし、魔力じゃないエネルギー砲も放てる優れもの。
「フェイト。ストライクカノンのシステムを説明しておく。来てくれ」
「あ、はい!」
トーレさんが“ストライクカノン”1基を軽々持ち上げると、フェイトちゃんも1基を手に取って持ち上げようとしたけど「重っ・・・!?」って驚きを見せた。
「あ、フェイトちゃん気を付けてね。デバイスと違って内部機構がいろいろと詰め込んであるからかなり重いよ。トーレ、慣性コントロールシステムの立ち上げを」
トーレさんの教え通りに慣性コントロールシステムを立ち上げることで“ストライクカノン”を持ち上げることが出来て、トーレさんはフェイトちゃんを伴って少し離れたところへ移動した。
「ヴィータちゃんは、このウォーハンマーね」
「おお! ハンマー型じゃねぇかよ! さっきから気になってたんだよな!」
「あはは! セッテもこのウォーハンマーでの出撃だから、ヴィータちゃんにいろいろと教えて
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