暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica41-Aモルゲンデメルング艦隊攻略戦〜Herrscher des Ozean〜
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とクアットロさんとセッテさんの4人が居た。

「なのはちゃん、フェイトちゃん! いらっしゃい、待ってたよ」

「後はお前たちだけだぞ」

「「あ、はい!」」

「ウーノ姉様ぁ、出撃メンバーが揃いましたぁ〜。これより搭乗しますのでベルリネッタの操作お願いしますぅ〜」

『ええ、判ったわ。それではトランスポートで艦内に転送します』

クアットロさんがモニターを展開して、ウーノさんにそうお願いした。その様子に私はすずかちゃんに「ウーノさんやドゥーエさんはもう中に?」って聞いてみた。

「うん。2人はベルリネッタのブリッジスタッフなんだ」

すずかちゃんが言うには、ベルリネッタは武装を積んでないから火気管制スタッフは必要なくて操艦もほとんど自動だから、ウーノさんとドゥーエさんの2人だけでも十分に運用できるとのこと。

「ウーノ。全メンバー搭乗完了。管制室からの出航許可が下りたら、全速でミッドへと向かって」

『了解です。・・・すずか、管制室より出航許可が下りました。これよりベルリネッタは、ミッドチルダ東部アクアベール海へと向かいます』

ウーノさんからの報告も終わり、私たちはトランスポート室から少し離れた、空戦の練習が出来そうなほどに広く大きな部屋に通された。アースラのようなL級くらいの広さなら判るけど、LS級には設けられないはずだけど・・・。

「ベルリネッタは移動開発室であり試験場でもあるからね。長期航行もないし部隊運用もないから、食堂なんかの生活区画も限界まで小さく出来たの。その分こういう試験場や、開発室や資材倉庫なんかに割けれたんだ〜」

そう言って笑うすずかちゃんが手元に操作盤モニターを展開して、何かの操作を始めたところで「よう、なのは、フェイト」声を掛けられた。振り返れば「ヴィータちゃん!」が、よっ、て手を挙げて別のドアから出て来てた。

「ヴィータも、リアンシェルト少将に?」

「おう。リアンシェルトからっつうのが気に入らねぇけど、はやてとリインとアインス、それにシグナムやアギト、今日は非番だったシャマルやザフィーラまで出張ってるって聞かされたら行くっきゃねぇだろ」

ルシル君とアイリを除くチーム八神が揃ってるんだ。家族が待ってるんだからヴィータちゃんだって居ても立ってもいられないよね。私が微笑ましくヴィータちゃんを眺めてると、「んだよ?」ってジト目で睨んできた。

「ううん、なんでも! ところでどこに居たの?」

「んあ? あー、出航まで暇だったからちょっと見学をな」

LS級艦は私も今日初めて乗艦したし、ちょっと内装とか設備とか気になってたりする。はやてちゃんのヴォルフラムもLS級だけど乗艦できる理由が無いし。

「ところで、すずか。第零技術部がどうして出撃を?」


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