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ある晴れた日に
357部分:天使の様なその二
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らだというのである。
「ちっぽけな位小さく見えるのよね。本当に」
「大きいように思えたことが離れてみれば小さいんだな」
 『もの』とは言わなかった。無意識のうちに『こと』と言ってしまった正道だった。
「何でもな」
「そうよね。大きいように見えてね」
 未晴もそれに応えてまた述べた。
「小さいのね。離れてみてみると」
「何でもそうかもな」
「見えるものはそうだと思うわ」
 未晴は見える、ということに限定してきた。

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