第六章
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「確実にな」
「話は聞いた。ほなな」
「お仕事といきますか」
ガーランドもフォークナーも構えた、ここで堕天使は人が私に勝てる筈がないわと言おうとしたが。
その前に飛び掛かったガーランドの右手のヤグルシで頭を一撃で潰されて終わった、そして他の堕天使達も。
ガーランドとフォークナーに倒された、堕天使といえども星の者である二人の敵ではなく殆どの者が何かを言う前に倒された。
そして最後の堕天使が倒されるとだった、二人は元いた鏡の迷宮に戻り。足元には倒された堕天使達が姿を変えた金塊が堆く積まれていた、ガーランドはその金塊をフォークナーと共に拾いつつ言った。
「堕天使でも何でも人を馬鹿にするな」
「そういうことよね」
「人はお前等の財産やないわ」
「人は人よ」
「そういうことや、これで一件落着やな」
ガーランドの言う通りだった、銀行員の娘も他の魂を奪われた者達も全員魂が戻ってだった。そのうえで。
ガーランドとフォークナーは銀行員からお礼と謝礼を受け取り遊園地からもその二つを受け取った。そして依頼を適えた後でだった。
ガーランドはフォークナを誘ってタルサでも有名なレストランに入った。そこでだった。
コーンブレッドにマッシュポテト、カントリーハム、チキンフライドステーキに甘い唐辛子とチーズから作ったビメントチーズ、デザートにブレッドプティングを注文し酒はバーボンを注文した。そしてだった。
そういったものを飲んで食べている時にガーランドの手にあるものが宿った、それは一体何かというと。
「エンリルの鎧か」
「メソポタミアの神様の鎧ね」
「その鎧がおらっちの新しい神具でな」
ガーランドはフォークナーに自分の心の中に言ってくる言葉を話した。
「桁外れの防御力があるわ」
「敵の直接攻撃も術も」
「何でも防ぐわ」
「そうしたものなのね」
「特に熱気に強いな、炎にも」
「それはいいものね」
「それでな」
ガーランドは自分の心の中に言ってくる言葉をさらに話した。
「おらっち自身神託を越えてな」
「それでなのね」
「全体的に一回り強なったわ」
マッシュポテトを食べつつ言う、こうしたことも心の中で言われていた。
「そうなったわ」
「そうなのね、じゃあ」
「ここで飲んで食ってな」
「それからなのね」
「プールに行ってな」
笑ってステーキも食べて言った、チキンのそれを。
「水着姿のお姉ちゃん達見てな」
「それは欠かせないのね」
「おらっち的にな。そしてな」
「その後でなのね」
「そや、次の場所に行こうな」
フォークナーと共にバーボンを飲んだ、見れば二人共ロックである。よく冷えて氷が溶けて水が入って来ていて中々美味い。
「ここで飲んで食ってプールでお姉ちゃん達見て」
「そうして
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