第一章
[2]次話
マイアミの森
エドワード=フォークナーとソール=ガーランドは今はフォークナーの神託でアメリカフロリダ州マイアミに来ていた。
フォークナーはマイアミのビーチで水着姿の美女達を見ているガーランドに声をかけた。
「ガーランド君、気になってるの?」
「物凄く気になってるで」
ガーランドはフォークナーに素直に答えた。
「人間やエルフ、赤目やバンパイアの女の子が」
「ワーウルフ族も普段は人間だしね」
「魔族や天使の娘もええな」
こちらの種族の娘達もというのだ。見ればビーチにはそうした種族の娘達が露出の多いビキニやワンピースで遊んでいる。
その美女達を見つつだ、ガーランドは言うのだった。
「実際に」
「そうよね」
「もう誰に声をかけようか」
「気持ちはわかるけれど」
それでもとだ、フォークナーはガーランドを窘める声で言った。
「私達はね」
「今はかいな」
「お仕事、神託で来てるから」
「まずは」
「そう、そちらを終わらせて」
そしてというのだ。
「それからね」
「ここに来てで」
「楽しみましょう」
「まずはお仕事かいな」
「そうよ、お仕事をして」
そしてというのだ。
「私も家族サービスって考えているから」
「そういえば自分は」
「そう、もう許嫁というかね」
「相手の人決まってるな」
「同じマイアミ出身でね」
それでというのだ。
「相手の娘は商業科だけれど」
「同じ八条学園で」
「だからお互い大学を卒業したら」
「結婚するんやな」
「そうなの、そのことも決まってるから」
「もうやな」
「籍は入れていないけれど」
そして式も挙げていないがというのだ。
「決まっているから」
「結婚することが」
「家族サービスもね」
「忘れてないんやな」
「そうなの」
実際にというのだ。
「私はね、そしてそれは」
「お仕事を済ませて」
「そのうえでゆっくりとだから」
「それで今のおらっちもか」
ガーランドは今も水着の美女達を見ている、そうしてフォークナーに言うのだった。
「まずはか」
「お仕事よ、ほな今から」
「ギルドに行くか」
「そうしましょう」
こうガーランドに行ってだった、フォークナーは彼を連れてだった。
マイアミのギルドに入った、するとだった。
フォークナーはある依頼を見てガーランドに話した。
「これね」
「この依頼やな」
「そんな気がするわ」
こう言うのだったその神託を見て。見ればその神託はマイアミの森にあるモンスター達の城を占拠し破壊して欲しいというものだった。
その神託を見てだ、フォークナーはガーランドに話した。
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