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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第148話:Central White
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ってます!!戦艦とイレギュラーを分担してやっつけちゃって下さい!!』
再びレイヴマンターが現れ、ケルピーに乗ったガードロイドにマインQが降りてこちらに迫ってくる。
「エックス!!ケルピーとマインQは私に任せて!!」
「頼む!喰らえ!!」
パレットの指示通りに分担して攻撃する。
エイリアがケルピーとマインQを担当してくれているために非常に戦いやすい。
とどめのチャージショットが炸裂し、レイヴマンターは全体から煙を噴き出して大空で爆散した。
吹雪の向こうに凄まじいエネルギー反応を感知したエックスとエイリアは壁にバリウスをぶつけ、堅固な壁を破壊した。
「デチューンしたバリウスとは言え壊しちゃったわ…ダグラスからのお説教確定ね」
エイリアの言葉にエックスは思わず苦笑した。
壁を破壊したその奥には真っ白な雪原が広がっていた。
「………いるんだろう?」
降り立ちながらそう言うと、雪原から敵が飛び出した。
見せ付けるように巨体を晒した“永久凍土の番人”、アイスノー・イエティンガー。
「お前がこの環境試験センターの管理者…アイスノー・イエティンガーで間違いないな?」
エックスが尋ねながらエイリアと共にイエティンガーにバスターを向けた。
隣の彼女の腕が僅かに震えているのは寒さだけせいではないだろう。
「(なんてプレッシャーなの…!!)」
同じ新世代型でありながらトリロビッチとは全く違う。
静かでありながら全身に全てを凍てつかせる冷気と共に凄まじい闘気を纏ってこちらを睨み据え、良く響く威厳ある声を発した。
「然り。我々の、あの方の理想を邪魔しないでもらおう」
「あなた達は…シグマは何を企んでいるの?もしかしてシグマがあなた達を狂わせたの?」
エイリアがイエティンガーに問うが、望む答えは返ってこない。
「……話したところでお前達旧世代のレプリロイドには理解出来まい。あのお方は最早、お前達旧世代には想像もつかない存在だ。失せろ、イレギュラーハンター!!」
「そうはいかない!ここのシステムを復旧しなければ世界の環境に大きな影響が出る!!」
「イエティンガー…あなたはイレギュラーだわ」
「やはり旧世代か…我が主の理想を阻むのならば、例えハンターではない女でも…滅殺するのみ!!」
エックスは目つきを鋭くする。
これ程までに強烈な威圧感を感じたのは久しぶりだ。
トリロビッチもまた高性能な戦闘型の新世代型レプリロイドではあったが、他者を見下すところがあって隙だらけであったためにアーマーさえ外してしまえば後は攻撃していくだけではあったが、イエティンガーはそんなトリロビッチのような相手ではないことは明白である。
「悪い
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