暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第147話:Dynasty
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を串刺しにしたのだ。
地上には血を思わせる紅いアーマーを身に纏うルインが体から煙を上げながらも立っていた。
咄嗟にアースクラッシュの衝撃波でサンダーダンサーの雷撃を逸らしてダメージを軽減させたのだ。
「……嘘…」
胴から火花を上げ、目の醒める光を上げて大破し、後に残ったのは爆発の黒煙とドクラーゲンの残骸のみであった。
対象を失ったセイバーが一直線に落ち、ルインが立っている地面に突き刺さる。
「やったねルイン!!」
「うん、そうだね」
しかし、ドクラーゲンのサンダーダンサーの威力は軽減しても凄まじく、ふらつくルインはアクセルに肩を貸してもらうとドクラーゲンが消えた空を真っ直ぐに見つめた。
吹き荒れる風が彼女の美しく長い金髪を靡かせる。
「新しい世界は君達が創るものじゃない。この世界を必死に生きるみんなが創っていくんだよ…それに…時代っていうのは、前のを壊して創るんじゃなくて…次の世代に受け継がせていくものなんだよ…」
「…………」
アクセルも空を見上げる。
2人の翡翠の輝きを宿す瞳は人類の移住の地である夜空に浮かぶ月に注がれていた。
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