暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第147話:Dynasty
[1/5]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
アクセルとルインも無事にハンターベースに帰還し、アクセルはゼロの強化チップをゲイトに渡すと全員が司令室でミーティングを受けている。
「それにしても随分と手間取ったようだなアクセル」
「仕方ないでしょー?ルインがカプセルの不思議なお爺さんを幽霊だと勘違いして逃げちゃったんだからさ。スクラップなんかにガタガタ震えながら身を潜めてたんだから捜すの大変だったんだよ?」
「うう、それを言わないでよアクセル…後でお養父さんに謝らなきゃ…取り敢えずダイナスティの一般人及び、レプリロイドの避難はまだ完了していない…。出撃しようにも、彼らを巻き込んでしまう可能性が高い…危険すぎるね……」
「だが、このままではイレギュラーのメルトダウンを誘発する。今出る他はない」
一般市民を巻き込んでしまう可能性があることにシグナスは頭を悩ませるが、しかしこのままイレギュラーの放置をしているとダイナスティが大変なことになるために、ハンターチームの出撃させようとする。
「あなたはどう思う?アイリス?イレギュラーの分析能力に長けているあなたの意見を聞かせてもらえるかしら?」
「そうですね…危険は承知していますけど……私も出撃するべきだと思います。機動力に長け、ホーミング弾を持つシリウスで攻めて、ターゲットを叩くのが最善でしょう」
「そうだな、それでは誰がダイナスティに向かう?」
アイリスは直ぐさまダグラスに空戦特化型ライドチェイサー・シリウスの手配をするようにパネルを叩く。
「ターゲットはギガボルト・ドクラーゲン。飛行能力を持っているから、この中で有利に戦えるのはルインとアクセルね」
「ルインとアクセルのチームか…ルインならセイバーやバスターが使えるし、アクセル同様に空戦も出来る。2人なら奴とまともにやり合えるかもしれないな」
「それにルインさんはエックスさんと同じくらいシリウスの操縦が上手ですし。セイバーやバスターだってエックスさんやゼロさんにも負けないですもんね」
ルインは遠近共にこなせるオールラウンダーだ。
この中で尤も、ギガボルト・ドクラーゲンとの戦いに向いている人物はいないだろう。
「アクセル、特殊武器の会得を忘れないでね?どうやらドクラーゲンは鉱属性の攻撃が苦手らしいの。トリロビッチのDNAデータの解析を忘れないで」
「分かったよ」
アイリスに促されたアクセルは即座にDNAデータの解析をして、トリロビッチ、カマキール、コケコッカーの特殊武器を会得する。
「では、ルイン…アクセル…ダイナスティへの出撃を頼めるな?」
「はい。」
「OK、任せといて」
「それでは、エックスさんとゼロさんのチームは次の出撃場所での転送・移動の場所が分かるまで待機していて下さい」
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ