第12話
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我が主でしたらいつでも、いくらでも犯されてあわよくば主の子を孕みたいという感情が芽生えています。これも”守護天使”の契約を結んだ影響でしょうか…………?」
契約を終えて互いに脱いだ服等を着終えたユリーシャは幸せそうな表情を浮かべてリィンにもたれかかって呟き
「い、いや…………さすがにそれは違うんじゃあ…………えっと………今更だけど、本当に俺でよかったのか?」
ユリーシャの言葉を聞いたリィンは冷や汗をかいた後苦笑しながら指摘した後ユリーシャにある事を訊ねた。
「?どういう意味でしょうか?」
「俺にはアイドスの他にも5人もの女性達と将来を共にする事を決めている。普通に考えれば女性が複数の女性を侍らせている男である俺の新たな伴侶になる事は嫌がると思うんだが…………」
「フフ、”英雄色を好む”という諺がありますよ?現に今までの歴史では”英雄”や”王”達が多くの女性達を侍らせて多くの子孫を残しています。そして我が主は既に”英雄”と呼ばれ、今後の戦いでも更に飛躍するおつもりで、更にはこの身がお仕えし女神たるアイドス様に寵愛を受ける事が許されている特別な人物。そんな主とアイドス様共々一生を添い遂げ、いつか主の子を孕ませてもらえるなんて、天使であるこの身にとってはこの上なく幸福でありますよ。」
「え、え〜と…………一応光栄と思うべきなのか…………?」
幸せそうな表情で微笑んだユリーシャの言葉に冷や汗をかいたリィンが苦笑しながら答えたその時
「―――そうですね。天使族の方にそこまで想いを寄せてもらえるなんてある意味光栄と思うべきでしょうね。―――最も”女神”であるアイドス様や”魔神”であるベルフェゴール様に想いを寄せられている兄様にとっては”今更”かもしれませんが。」
「え”。」
エリゼの声が聞こえ、その声を聞いたリィンが表情を引きつらせるとエリゼ、エリス、セレーネ、ステラ、フォルデ、アルティナ、更にロイド、エリィ、ティオ、ランディ、ノエル、ユウナがリィンに近づいてきた。
「エ、エリゼ!?それにエリス達やロイド達まで何でここに…………!?」
「…………兄様が兄様を訊ねたという天使の方と共に艦を出て夕方になっても帰ってきませんでしたから、気になって兄様たちを探していたんです。」
自分達の登場に驚いているリィンにエリスがジト目でリィンとユリーシャを見つめながら答え
「え、えっと………俺達はリィンを探して欲しいというエリゼさん達からの緊急支援要請を受けてエリゼさん達と共に君達の行方を探ってここに来たんだが…………」
「…………どうやらリィンさんもロイドのように女性の天使の方と”そういう関係”を結んだみたいね。」
「しかも幾ら滅多に人がこない場所とはいえ、外で”する”なんて何を考えているんですか…………」
「…………やはりリィン少佐は不
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