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ある晴れた日に
350部分:白銀の月その十五
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クラ帳に貼られている。表情は全く同じである。
「らしいはね」
「そりゃ俺達だって使わないわけじゃねえけれどよ」
「使い過ぎだろ」
「なあ」
「使い過ぎでいいのよ」
 しかし明日夢はそれはいいというのだ。
「スタープラチナの売り上げにはいいから」
「商売人だな、おい」
「だからいいのかよ」
「そういうことよ。おかげでお店も繁盛してるわ」
 何処までも商売人の明日夢だった。
「クレープ屋も本気ではじめるつもりだしね」
「まあおめえの家が儲けるのはいいけれどよ」
「早い安い美味いは守ってくれよ」
 男組の注文はそこだけだった。
「しっかりとな」
「あとカラオケの機種もこのまま充実させてくれよ」
「それは任せて。抜かりはないわ」
 明日夢もそのことにはにこりと笑って返す。

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